「クラス最速」「タイプR」…帰ってきたホンダの顔、「シビック」45年の歩みとは(写真11枚)

ホンダ「シビック」が2017年9月より7年ぶりに国内販売を再開しました。初代発売から45年、日本でのブランク期間中も、「シビック」は世界中でホンダの「顔」であり続けました。

人気は「タイプR」のみ? 国内販売終了から復活へ

 そして1991(平成3)年発売の5代目「スポーツシビック」に続いて、1995(平成7)年発売の6代目「ミラクルシビック」の時代には、ついに「シビック タイプR」(1997〈平成9〉年〜)が誕生します。

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1997年8月22日発売、6代目「シビック タイプR」(画像:ホンダ)。
2000年9月13日発売、7代目「シビック iE」(画像:ホンダ)。
2015年撮影、9代目ベース車を中心に歴代の「シビック タイプR」(画像:ホンダ)。

 ところが2000(平成12)年の7代目「スマートシビック」では、スポーティ路線をちょっと逸れて、実用性に優れた背の高いボディに。残念ながら、このモデルの国内販売は不振。2005(平成17)年の8代目ではセダンのみの販売となってしまいます。

 ちなみに7代目にも8代目にも「タイプR」が用意されていて、そちらの人気はそれなりに維持されていました。しかし、日本国内での「シビック」の販売は取り返せないほど悪化。結果、2010(平成22)年をもって「シビック」の国内販売は終了してしまいます。

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2016年3月、当時日本では販売終了(休止)中だった「シビック」が、「ジュネーブモータショー」のホンダブースでは前面に(画像:ホンダ)。
10代目「シビック セダン」の海外仕様車。北米では2015年11月12日発売(画像:ホンダ)。

 ただし、世界市場での「シビック」の販売は堅調。アメリカでも欧州でもアセアンでも「シビック」は人気モデルであり続けていたのです。そのためホンダの人には、「ホンダの顔=『シビック』」が日本で売っていないという現実に忸怩(じくじ)たる思いがあったのでしょう。

「セダンが売れない」と言われる日本市場に再び「シビック」を投入するという英断の陰には、そうしたホンダの思いがあったに違いありません。

【了】

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Writer:

日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。自動車専門誌やウェブ媒体にて新車レポートやエンジニア・インタビューなどを広く執筆。中国をはじめ、アジア各地のモーターショー取材を数多くこなしている。1966年生まれ。著書「自動車ビジネス」(クロスメディア・パブリッシング)

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