タクシー車内で吐くとどうなるのか 車両は営業できなくなることも… 弁償の必要あり?
「請求しません」という会社も
タクシー車内で乗客に吐かれてしまった場合の対応について、東京ハイヤー・タクシー協会(東京都千代田区)は、「お客様がご不快な思いをされないようにするのが第一」としたうえで、次のように話します。
「シートなどが汚れますので当然物損にはなりますが、それをお客様に請求するかは状況次第でしょう。吐いたことも覚えていないようなお客様もいらっしゃいます。ドライバーはまず会社に連絡、お客様から名刺などを頂戴するなどして連絡先を確認し、後日、個別に話し合うケースが多いと思います」(東京ハイヤー・タクシー協会)
一方、神奈川、東京、埼玉でタクシー事業を展開する三和交通(横浜市港北区)は、「まずは、エチケット袋をお渡しするなどして吐かれないようにします」としたうえで、「吐かれてしまっても、お客様に損失分を請求することはない」といいます。
三和交通でも、車内で吐かれてしまった場合はその後の営業をせず、営業所に戻って車内を清掃するそうです。「営業所には予備の座席も用意してあるので、座席を含むもろもろの用品を取り替え、車内を清掃し、汚れたものは洗って干します。乗務員も手慣れていますので、時間を惜しんでてきぱきと行い、営業再開に備えます」と話します。
「酒酔いでなく乗りもの酔いでも同じですが、吐かれてしまうのは仕方のないことです。タクシーに限らず、どの乗りものもそのようなスタンスではないでしょうか」(三和交通)
とはいえ、乗車前に少しでも気持ち悪かったら、吐いてから乗る、車内でどうしても我慢できなくなった場合は、クルマを停めてもらって外で吐くことを念頭に置いたほうがよさそうです。
【了】
吐くまで飲む人や終電逃した人は大きなお得意様ですからね、なんとも辛いとこでしょう
予備の座席があるとは知らなかった…。
でも、わざわざ車庫へ帰って掃除をする事に変わりはないので、「その分の営業ができないのは申し訳ないので」と言いつつ、半ば強引に結構な額を渡した事がある。
ちなみに私は下戸で、酔い潰れた人を介抱しつつ送っただけなので、完全に持ち出しなんだけど。
元タクシー運転手ですが、これは全国一律の規律を作ってもらいたいところです。
稼ぎたい運転手は完全歩合制でやってる人が大半です。吐かれてしまうとその日の営業収入が極端に落ちます。たった1日の売上ですが非常に非常に大きいです。
それが嫌で会社は客からお金を取るな!と表向きは言っていますが、しっかりその日の売上分は確保しようとする運転手はたくさんいます。(週末なら普段6万稼げる…まだ2万の状態なのに吐かれたら、そのお客さんには4万円請求する…などなど。会社は一切補填してくれませんから)
運転手には養わなきゃいけない家族がいます。酔っぱらいにそんなたわいもない幸せを潰されるのかと思うと、どうしても会社が駄目といった所で請求してしまいます。
だからこそ、タクシー車内で吐いた時のルールを作って欲しい。そして一般常識として浸透して欲しいです。せめて、吐かれた際の運転手の給料は100%保証して欲しいです。
こんなだから酔っぱらいを乗車拒否する運転手が絶えないわけです。最悪、吐くなら窓を開けて外に吐いてもらったほうがまだマシです。。。
最近は“飲まれちゃう人”がなんと多いことよ。駅前のビジホ確保しときましょう。
困ったもんだねオノレの器をはみ出して吐く客なんて
営業認可ってなー事業計画としてドライバー個人の利益とか組み込まれんですかね?吐かれたら売上減って結果減給みたいなもんなんでしょ?アホみたいに何でも認可してタクシーを増車申請すりゃドライバーさん自身は苦しいでしょうに?ここんとこ国がその自らの堕落の火消しに緩和に歯止めをかけるべく増車の勢いは無くなった影で建て前的な減車の証に働き盛りのコンフォートがナンバー切って眠っていたり、稼ぎたいが結えに自宅に個人タクシーでもない担当事業車を乗って帰ったり各々必死なとこに吐かれたんじゃたまりませんよね、因みに事業車を自宅に乗り付けるのは違法です。
個人タクシー事業者です。
この様に記事にされると大変迷惑です。
車内を汚される事案は確かに有りますが、あくまでもお客様の過失であり、受けた損害に付いては賠償請求します。と、約款にうたっております。
但し、約款では事業者が請求する。とあり、運転手、運転者には請求すると権利が有りません。
法人ではその運転手の売上の損害程度で済む話なので、事を荒立てない方向に有ります。
しかし、個人タクシー事業者はその損失が時には2〜3日臭いを抜く為に休まざるをえず、収入が無くなり死活問題にも成り経ません。