中央環状線が渋滞緩和へ 首都高の堀切・小菅JCT間と板橋・熊野町JCT間が4車線に

首都高C2中央環状線の堀切・小菅JCT間と板橋・熊野町JCT間が、相次いで4車線に拡幅されます。2か所とも、短い区間で合流、車線減少、分岐が連続していたことから渋滞が多発していました。

「2+2=3車線」が解消

 首都高速は2018年2月7日(水)、C2中央環状線の堀切・小菅JCT間内回りが25日(日)から、板橋・熊野町JCT間内回り・外回りが3月18日(日)から、それぞれ4車線に拡幅すると発表しました。

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堀切・小菅JCT間内回り(下り)が、3車線から4車線に拡幅される(画像:首都高速)。

 現在、堀切・小菅JCT間約0.6kmは、中央環状線内回り2車線と6号向島線下り2車線が合流し、3車線に絞られたあと、小菅出口、6号三郷線下り2車線、中央環状線2車線に分岐しています。短い区間で合流、車線減少、分岐が連続することから渋滞が頻発している状況です。

 外回り(上り)は2001(平成13)年に4車線化工事が完了。内回り(下り)も車線を増やす工事が進められていました。

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板橋・熊野町JCT間内回り(上り)も、3車線から4車線に拡幅される(画像:首都高速)。

 板橋・熊野町JCT間約0.5kmも同様、中央環状線と5号池袋線が、内回り(上り)・外回り(下り)両方向とも、2車線と2車線が合流し、3車線に絞られたあと、2車線ずつに分岐する構造になっています。

 中央環状線の延伸に伴い交通量も増加。ここも車線減少と交通の交錯で渋滞が多発しており、高架の橋脚を大規模に改良するなどして3車線から4車線に増やす工事を進めていました。

 首都高速は、4車線化により渋滞の緩和や、車両接触、追突などの事故の減少などが期待できるとしています。

【了】

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5件のコメント

  1. 2+2=3だったのが、2+2=4となる。余裕をもって5にすればよいのだが、その1には、べらぼうな建設費と工期が必要となる。混雑緩和を避けていた車両が来て交通量が増え、渋滞するだろうが、来るな!とは言えない。外郭環状の早期完成を期待したいところ。

  2. ここ良く通るけど今の交通量でも若干緩和されるだけだと思う
    5号線は空いてるけど中央環状線方面がいつも詰まっているので渋滞自体は無くなりそうにない

  3. 浜崎橋状態?
    あまり期待しない方が賢明か。

  4. 通る度にカオスな状況にびびってたけど、これなら、不馴れな人でも安心して通れるね。
    渋滞はなくならないかもしれないけど。

  5. これでようやく「時間を守らないうるさい工事」が終わるのだろうか・・・
    そもそもの「設計ミス」の責任をとる者はなく、「技術の進歩」で「設計ミスをカバー」した
    形だが、その工事の費用と騒音というつけを払うのは利用者と地域住民。
    まったく、役人というのはいい加減なものだ