日産×DeNA「イージーライド」の利点と課題 公道での実証実験開始、実用化の目途は?

日産とDeNAのタッグによる自動運転サービスの公道上での実証実験が開始されます。そのロードマップでは、実用化までもはや10年もありません。タクシーのような新しい交通サービスは、我々になにをもたらすのでしょうか。

課題山積? 実現までに越えなくてはならないハードルとは

「イージーライド」は非常に魅力的な交通サービスであることはわかりましたが、これが実現するまでには、以下のような課題があります。

●「イージーライド」実現までの課題

・自動運転化「レベル4」を低コストで完成させなくてはならない。

・EVをタクシーに使うためには充電時間の短縮が求められる。

・ドライバーのいない自動運転化「レベル4」で万一の交通事故がおきてしまったときに対応する法整備が必要。

・タクシー会社など既存の交通サービス企業との関係を考える必要がある。

・運営システムやサービスの洗練が求められる。

・充実した通信インフラと充電インフラが必要。

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「イージーライド」はスマートフォンアプリを通して利用できる(画像:日産)。

 車両などのハード、法律などの制度、運営などのソフト、充電施設などのインフラといったように、実用化にむけた課題は山積しています。しかも、日産とDeNAは、2020年代早期には本格サービス開始を目標としています。つまりは、4年から5年後、遅くとも10年以内。遠い未来ではなく、ほんの近い明日の話です。残された時間を考えると、相当に急がないとなりません。

 ただし、「イージーライド」が実用化すれば、大きなビジネスに成長することは間違いないことでしょう。だからこそ、DeNAが参戦しているのです。そして、日産は大企業ですが、あくまでも自動車メーカーですから、新ビジネスの開拓は苦手分野。次世代の新ビジネスと求めるDeNAと、次世代モビリティを提供したい日産。2社の目論見が合致したのが「イージーライド)」だったのです。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. いわゆる「自動車は必需品」と言われる郊外山間部でも本心では免許返納をしたいと思うお年寄りがたくさんいる事でしょう、そのような需要に応える切り札になるのではないでしょうか。

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