自販機と同じ色「コカ・コーラ電車」登場! 「115系の動く博物館」完成 しなの鉄道(写真45枚)

しなの鉄道に、その自動販売機と同じ色をした「コカ・コーラ電車」が登場。これにより懐かしいものなど、さまざまなデザインの115系電車が集まる「115系の動く博物館」が、信濃鉄道に完成しました。

約30年前の「コカ・コーラ電車」を復刻!

 コカ・コーラの自動販売機と同じ色の電車が、しなの鉄道に登場。2018年3月4日(日)、戸倉駅(長野県千曲市)でその出発式が行われ、記念列車が戸倉~軽井沢間を走りました。

「コカ・コーラ電車」登場で、しなの鉄道「115系の動く博物館」完成(1分53秒)。

 約30年前の1987(昭和62)年、現在のしなの鉄道線がまだJR信越本線だった時代。そこへ、車体が真っ赤に塗り替えられたコカ・コーラの広告電車が登場しました。このたび走り出したしなの鉄道の「コカ・コーララッピング電車」(以下「コカ・コーラ電車」)は、それを復刻したもの。しなの鉄道によると、コカ・コーラ社の協力により、その自動販売機と同じ色に塗られているそうです。

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コカ・コーラの自動販売機と同じ色のしなの鉄道「コカ・コーララッピング電車」。
ドア下にある形式表記。
約30年前の「コカ・コーラ電車」(画像:しなの鉄道)。

 この、しなの鉄道「コカ・コーラ電車」と、約30年前にJRの「コカ・コーラ電車」だった車両は、実は同じ車両だったりします。

 かつて「コカ・コーラ電車」だったJR東日本の車両(北長野運転所 115系N12編成)は、広告契約の終了後、ほかの色に塗り替えられたのち、しなの鉄道に譲渡されました。そのしなの鉄道に譲渡された編成が約30年後、再び赤く塗られて今回、「コカ・コーラ電車」になったのです(しなの鉄道S11編成)。

 またこのたび、車両を赤く塗り替えて「コカ・コーラ電車」を復刻するにあたって、その資金はクラウドファンディングで集められました。募集開始からわずか5日で目標金額を達成し、約2か月で519名から396万3544円の支援があったそうです。

 この復刻された「コカ・コーラ電車」、往時とは異なる部分もあります。ロゴデザインやキャッチコピーです。約30年前は「I feel Coke.」でしたが、今回のは「TASTE THE FEELING」になっています。

 ちなみに、このたび運転された「コカ・コーラ電車」の記念列車では弁当に、「コカ・コーラに合うもの」をと、信州の食材を使ったハンバーガーとフライドポテトが用意されました。

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コメント

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1件のコメント

  1. スカ色も湘南色もライン取りで113と分別してきたけど、詳しい方は他にどんな見分け方をしてるのかな?
    九州や水戸でみた交直両用の型式との見分けがもうできません