「ドア付近ではいったん降りて」 電車通勤「1年生」増える春、気を付けたいマナーとは

新生活シーズンの4月は、新たに電車で通勤を始めるなど、利用マナーに不慣れな人が増える時期でもあります。この時期、特に気を付けたいマナーとは、どのようなことでしょうか。

乗降マナーの呼びかけ増える

 春は新生活が始まる季節です。入学や入社、あるいは転勤などで、4月から電車で通勤・通学を始めた人もいるでしょう。

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春は電車通勤に不慣れな人が増える。写真はイメージ(画像:photolibrary)。

 電車を利用するにも、一定のマナーが存在します。それに不慣れな人が増えるこの時期、鉄道会社はどのようなことを呼び掛けているのでしょうか。大阪市営地下鉄を引き継いだ大阪メトロに話を聞きました。

――利用マナーについて、毎年4月にはどのような声が寄せられるのでしょうか?

 この時期だから特に増えるというお問い合わせ内容はありませんが、確かに4月はご利用に慣れていないお客様が多くいらっしゃるでしょう。状況に応じて、乗務員や駅係員が様々なご協力のお願いをアナウンスすることもあります。

――そのお願いとは、どのような内容が多いのでしょうか?

 たとえば「(駅ホームで)ご乗車される方の列にお並びください」「(リュックなど)背中の荷物を降ろしてください」「車内の奥にお詰めください」「降りるお客様のためにドア付近ではいったんホームへお降りください」といったところでしょうか。このような呼びかけは日ごろから行っていますが、この時期には特に増えます。

※ ※ ※

 電車にまつわるマナーのなかでも、この時期には特に乗降時や、荷物の扱い方に関するマナーを呼び掛けることが多いようです。

 たとえば東京メトロでは、様々なテーマのマナー啓発ポスターを月替わりで駅などに掲示していますが、2018年4月は、「ドア付近の人は一旦降りてる! 協力し合うと、スムーズですね」とのセリフとともに、訪日外国人が日本人のマナーに気づくという内容です。東京メトロによると、「新生活シーズンということもあり、スムーズな乗降を促したいという思いから、ここ数年は毎年4月にドア付近のマナーに関する内容のものを掲示しています」といいます。

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コメント

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8件のコメント

  1. 社会人というより一般常識レベルでの話。
    この程度のマナーも満足に守れない輩が多すぎる。

  2. いいえ、絶対に降りてはいけない、
    超満員の田園都市線では親切心を出して一度降りたらその電車には乗れなくなります(超満員の上に乗ってきますから)
    次の電車を待つハメになるので降りてはいけません、
    私は電車通勤一年生の時にそれを学びました。

    • 中の人間、降ろさないつもりか?
      だったら此方としては超混雑にかまけてそちらにタックル噛ますだけなんだが。

    • 他の人の通り道になる場所では立ち止まったままでいてはいけない。

    • こういう下手くそが増えるから、降りる側も力ずくにならざるを得ない。
      怪我しても怪我した方に責任がある。

    • こういう身勝手な人間のせいで、田園都市線が遅れるんだ。
      おおかた少しでも空いているドアを選びもせずに最混雑車両に突っ込んで、しかもいったん降りたあと何も考えずに列の後ろに回ったりしているんだろう。

  3. >ドア付近ではいったん降りて
    関西人はこれができない。特に阪急ユーザー。

    十三のような確実に多数が降りることが容易に想像できる駅でもドア前で踏ん張る阿呆がとにかく多い。
    阪急にも問題があって、新車でも座席がドア脇まで来ている部分が多く、ドア脇に立つ人がドア前にはみ出す構造。しかもアナウンスは「前の方に続いてお降りください」しか言わない。
    塗装とか座席の材質とかどうでもいいわ。乗り降りがしにくかったり、雨どいが遠いから雨だれするドア付近の構造に目を向けるべき。

  4. 見た目が木の様な老人が(爪に土も)電車にいて、丸っとはげたおじさんは肩にもたれ掛かったりしていた。私も何か安心感の様なものを持っていたのだが、新宿駅で降りる時に事件は起きた。降りることが困難だったのか、女性の後頭部にエルボーを喰らわせながら降りていったのだ。前だけをみつつ...。