都市高速で「渋滞日本一」、阪神高速3号神戸線はなぜ混むのか 淡路島からノロノロも
神戸市街地の地理的条件も渋滞の一因
――局所的ではなく、これほど広範囲に及ぶ渋滞が生じる背景には、どのようなことがあるのでしょうか?
第二神明道路や神戸淡路鳴門道など、ネットワークを形成しているほかの道路の交通量が多いことも一因ですが、根本的な問題として、神戸市街地を結ぶ東西の幹線交通網が脆弱であることが挙げられます。神戸市街地は南北に狭く、東西に延びる幹線道路は一般道も国道2号と43号くらいしかありません。このため神戸の東西を往来する同じような目的のクルマが、神戸線に集中してしまうのです。
――迂回路はありますでしょうか?
第二神明道路を避け、神戸線から32号新神戸トンネルや31号神戸山手線を経由して、山側を通る7号北神戸線へ迂回することです。ただ、当社の通行料金が均一制から対距離制に変わったこともあり、これら迂回ルートを利用すると料金が高くなってしまうケースがあります。また、新神戸トンネルや神戸山手線も、上り方面へは神戸線との合流部で渋滞しがちなので、時短になるとも言い切れない状況です。
とはいえ、複数の選択肢があることを知っていただき、交通流が分散すれば、渋滞緩和につながります。その判断に役立つ情報を、本線上の情報板などでもご案内しています。
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上り線深江ランプ付近のサグ(「深江サグ」)については、遮音壁に連続して「速度回復誘導灯」を設置するなどの渋滞対策が施されています。これは、車速に応じたスピードで順次点灯し、ドライバーの視線を誘導することで速度の回復を促すもの。2015年にこれを設置したところ、深江サグ~魚崎ランプ間の渋滞量は約7割、遅れ時間は約5割削減されたといいます。
それでもなくならない神戸線の渋滞。阪神高速は抜本的な解決策として、神戸線に並行して海側を通る5号湾岸線の未開通区間(六甲アイランド北~名谷JCT)を整備することが必要だといいます。「湾岸線未開通区間の建設事業は、長らくの凍結状態を経て着工しました。開通のめどは立っていませんが、着実に動き出しています」とのことです。
【了】
5号湾岸線、六アイ以西、とうとう着工したのか。でもいつになるのやら。。。
一方新名神が高槻~神戸JCTがつながったことで、敬遠していた中国道の利用も積極的に使えそうだし、そうなるとこちらの利用の方が明石海峡大橋までのアクセスは早いのかもしれない。
写真の右にあるウミエの駐車場ぐるぐる回って楽しい。屋上も景色が良くて気持ちいい。
これでも北摂は東海より事故が多い訳か
2車線から、1車線に、減ったら、渋滞するのは、当たり前です。
その前が、3車線では、最初から、考えて無いのは、明らかです。
四国から、淡路島に入って、渋滞が、続き、明石海峡大橋を、渡るのに、時間が、読めないし、迂回しても、中国道自体、渋滞しているから、迂回しても、余り変わらない。
阪神高速神戸線も、渋滞しているから、時間が、読めない。
神戸湾岸線を、伸ばして、選択肢を、増やせば良い。
関東圏の道路ばかりで、地方の道路が、おざなりです。
山手幹線という一般道も東西に延びる幹線のうちの一つなのでそれも使えす。
理想を言えば、神戸線は、重層構造にして、上下4車線ずつの東西行き来となるような、大改造をすべきなのですが、、、財政的にも、技術的にも困難でしょうね、、、