東京メトロの「ローカル線」は大化けするか 「都心直通」で駅や街はこう変わる

東京メトロの路線網で、短い3両編成の列車のみが発着する駅がふたつあります。「ローカル線」的な存在のこの2駅、改良工事により都心へ直通する列車の新たな始発駅となる見込みで、これにあわせ駅周辺も変化しつつあります。

丸ノ内線にも新たな「始発駅」

 丸ノ内線の「方南町支線」(中野坂上~方南町)も北綾瀬支線と同様、中野富士見町駅に隣接する中野車両基地への引き込み線という役割もあります。

 方南町支線では現在、支線内を折り返す3両編成の区間列車だけでなく、時間帯によっては本線(新宿・池袋方面)との直通列車も運転されています。ただし、本線直通列車は車庫に通じる中野富士見町駅を始発・終着としており、そのひと駅先、支線の終点に位置する方南町駅には区間列車のみが発着しています。

 東京メトロでは現在、この方南町駅のホームを6両編成に対応させる延長工事を行っており、2019年度には、方南町駅から新宿・池袋方面への直通運転を開始するとのこと。「中野坂上駅の乗り換えによる混雑緩和、日中における新宿折り返し列車(池袋方面から来て新宿で池袋方面へ折り返す列車)の延長運転による利便性、速達性の向上を図ります」としています。

Large 20180629 01
方南町駅の方南通り側入口は、商店街の並びにある(画像:photolibrary)。

 なお、千代田線の北綾瀬支線は車庫への引き込み線内に駅を設けて旅客化したものですが、方南町支線についてはその経緯が若干異なるようです。

「(丸ノ内線の建設当時)方南町には都心部に直通する交通機関がなかったため、本線からの分岐線という形で延伸する計画がありました。その計画のなかで、土地が取得できたのが現在の中野車両基地がある場所です」(東京メトロ)とのこと。

 もともと方南町まで支線を引く計画があり、たまたまその途中に車両基地が設けられたため、現在のような運行形態になったそうです。

この記事の画像をもっと見る(6枚)

最新記事

コメント

3件のコメント

  1. 北綾瀬支線は住民の要望ともあり、輸送単位を最小限でスタートした経緯はわかるが、方南町支線は当初よりメインルートにもかかわらず銀座線の車両で長らく運行し、平成5年より3両ではあるが、丸ノ内線の車両で運行となった。何故銀座線の車両で運行するに至ったのか今となっては不思議だ。しかも昭和56年には2両から3両にした時も銀座線に新車で投入して玉突きで方南町支線に充てがうという何か面倒な方法だった。

    その時に投入された銀座線の新車は僅か12年余りで01系に置き換え、その01系も既に置き換え…

    東京の時代の流れは地味なところでも刻々と変化していることを実感します。

  2. 北綾瀬支線もいいけど、亀有、金町の本数少なすぎ。JRからの客に利便図ってもメトロの収入にならないから、北綾瀬からの客を増やして稼ぐとか考えてるならゲスすぎる。

    • 何言ってるの?

      そこの本数決めてるのはJR東でしょ

      メトロとしては綾瀬時点での乗車実数が増えれば増えるほど増収なんだから

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス