陸自の装輪装甲車(改)はなぜ開発中止に至ったのか 考えうる理由と代案実現への課題

防衛装備庁が新型装輪装甲車について正式に開発中止を発表しました。今後の陸自の中核を担うはずだった新装備ですが、そこにどのような問題があったのか、また、その代案としてどのようなものが考えられるのかを解説します。

【写真】「装輪装甲車(改)」が目指した? 独蘭共同開発の装輪装甲車「ボクサー」

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「装輪装甲車(改)」同様、車体後部ユニットが交換できる装輪装甲車「ボクサー」。防衛省の過去資料にこれと似た「装輪装甲車(改)」の図案が見られる(竹内 修撮影)。

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軍事ジャーナリスト。海外の防衛装備展示会やメーカーなどへの取材に基づいた記事を、軍事専門誌のほか一般誌でも執筆。著書は「最先端未来兵器完全ファイル」、「軍用ドローン年鑑」、「全161か国 これが世界の陸軍力だ!」など。

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コメント

2件のコメント

  1. 道交法のおかげで陸自隊員が危険に晒されるのは、よろしくないですよね。

  2. 車幅収まんないから開発中止、開発費パア。アメリカ軍の車輌は車幅制限の適用外。\(^o^)/