「専守防衛に戦車不要」は大間違い 陸上自衛隊に戦車が必要なわかりやすい理由

もしも日本が戦車を持っていなかったら?

 もし、自衛隊が戦車を持っておらず、装甲車程度の装備品しか持っていない場合、日本を侵略しようとする敵は、装甲車を撃破することができる程度の戦車を持ってくるでしょう。そうなった場合、自衛隊の部隊は、敵の戦車に太刀打ちすることができなくなってしまい、応援を呼んだとしても、その応援部隊が駆けつけた頃には、すでに全滅しているかもしれません。

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陸上自衛隊の96式装輪装甲車。装甲車といっても、戦車からの攻撃を受けたらひとたまりもない(矢作真弓撮影)。

 逆に、自衛隊が戦車を持っている場合、敵は自衛隊が持つ戦車よりも高性能な戦車を持ってくるでしょう。つまり、自衛隊の戦車の能力が高くなれば、敵は更に強力な戦車を開発せざるを得なくなり、結果としてそれが抑止力として働くということです。

 たとえば、無施錠の家に忍び込むのは簡単ですが、鍵が掛かっていれば、その鍵を破る道具が必要になります。警備会社のセキュリティシステムが入っていれば、更に高度なセキュリティ解除技術が必要になり、目標の家に侵入することがより難しくなります。そうなれば、侵入そのものを諦めるという判断も生まれるでしょう。抑止力とは、そのようにして発生し、機能するものなのです。

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コメント

7件のコメント

  1. 21世紀になってから戦車が活躍した戦闘はないですね。中東最強のイラク陸軍の戦車部隊も全部、航空機によって破壊されています。
    そもそも、現在は戦争なんてしなくても相手国を買い占めてしまえば思い通りになりますね

    • 買い占めるよりコストが少ないから戦争するんでしょうね。
      また、ロシアのクリミア侵攻時も戦車は動員されていましたね。

  2. 最近だと戦車不要論は冷戦集結後に活発化したが、その後ほ対テロ戦という非正規軍相手には万全ではないものの、装甲車と比べ効果的だったことから再び重要性が高まっている。
    それも歩兵支援という戦車の原点に近い形で

  3. 制海権、制空権が奪われた段階で戦闘は終わりです。。しかも島国日本が、地上戦を展開する可能性など皆無に等しい。
    ましてや、核ミサイル1発で戦争など終わります。局地戦闘は起こり得るのでしょうか。
    やはり、日本の戦車保有は・・技術的優位論なども通用しない、無用の長物でしょうね。

    • 核ミサイル1発…論調は良く目にしますが、それならば世界各国が膨大な軍事予算をかけて通常兵器を開発しているのはなぜでしょうか?疑問を感じませんか?彼らがそろって愚か者だから?本当にそうでしょうか?
      また、島国小国である日本にとって、航空優勢や海上優勢を維持し続けるのは困難で、上陸されてからが真の戦いになるでしょう。
      空自・海自は主に抑止力として、陸自は防衛力として存在していると考えています。
      まあ、どこで降伏するかは政治屋次第ですがね。

  4. もし対戦車ヘリコプターが戦車よりも廉価に調達出来て、安価に運用出来るようになれば戦車は無くなるかも。
    結局はコストの問題ですね。

  5. 戦車が必要になるほど追い込まれる事態に陥ったら降伏した方が無難では?
    太平洋戦争のように勝てもしないのにずるずると戦争を長引かせて犠牲者を増やすぐらいなら、国が潰れてでも降伏した方がまだマシ。