陸自74式戦車はまだ戦える? 実はNBC防御能力も 活躍の場は戦闘のみならず

2018年現在もなお、陸自では1974年に制式化された「74式戦車」が多数現役です。さすがに第一線での活躍は難しいようですが、運用研究の積み重ねがあったり、戦闘以外にも活用の場があったりして、まだ使いみちはあるようです。

変わりゆく戦車のスタンダードに老兵は…?

 2018年で導入から44年が経過し、少しずつ数が減少している陸上自衛隊「74式戦車」ですが、いまだに多くの戦車部隊で活躍しています。もはや第一線級とはいえない性能ですが、そこには90式戦車や10式戦車にはない磨き抜かれた魅力がありました。

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陸上自衛隊の74式戦車。黒の塗装が追加されているのは、演習の敵役のため(矢作真弓撮影)。

 戦車の世界では「第2世代」と呼ばれる部類に入る74式戦車は、丸みを帯びた砲塔が特徴の戦車です。これは敵の弾をはじき飛ばして防御するという発想から生まれた形状で、「避弾経始(ひだんけいし)」と呼びます。現代の戦車砲では通用しなくなってきた防御方法ですが、第二次大戦から続いてきた伝統的な戦車の形状ともいえるでしょう。

 74式戦車にはレーザー測遠機と連動した弾道計算機、そして砲安定装置が搭載されています。そのため、目標を発見したのち、速やかに正確な射撃をすることができます。

 現代の戦車戦では、主砲を発射するということは自らの位置を相手に教えることになります。そのため、最初にこちらが撃った弾で目標を撃破できればよいのですが、もしかしたら、相手から反撃されるかもしれません。そのため、戦車は一度射撃をしたらすぐに身を隠すか、どこか違う場所に移動しなければなりません。そうした時でも、74式戦車は搭載する装置を駆使して、移動後も再び敵に向かって迅速に射撃をすることができるのです。

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コメント

2件のコメント

  1. >福島第一への派遣
    なにか手作業で取り除けない破損設備を遠距離から105mm主砲で撃ち抜いたが、箝口令が敷かれてるという酷いデマが。
    本当に射撃したら、音と衝撃波はかなり遠くまで伝わる。
    いつどんなというふうにきちんと話になるはず。

    >サーチライト
    点灯の瞬間、戦車の前方に真夏の真っ昼間が出現する。
    某自衛隊異世界進出もので夜戦のシーンがあったが、あのライトを敵に浴びせれば半数は崩れるだろうw

  2. 流石にゴジラに踏まれても平気な戦車はまだ先になりそうだな