ロッキード・マーチンがリケジョ育成のナゼ 欧米航空宇宙企業の「STEM教育支援」とは
世界の名だたる企業が続々と
ロッキード・マーチン以外にも、欧米の大手航空宇宙メーカーは、様々な形でSTEM教育の支援を日本で行なっています。
イギリスの大手航空機エンジンメーカーのロールス・ロイスは2017年から、日本でもSTEM教育支援として、「ロールス・ロイス サマーサイエンスキャンプ」を開催しており、2018年に仙台で開催された第2回の「サマーサイエンスキャンプ」では、参加した中高生がジェットエンジンに不可欠なファン(送風機)を使用する、ホバークラフト作りの技術を競い合いました。
航空自衛隊が運用しているE-2C早期警戒機や、自衛隊が導入するRQ-4「グローバルホーク」無人偵察機のメーカーであるノースロップ・グラマンが運営するノースロップ・グラマン財団は、毎年夏にアメリカのアリゾナ州ハンツビルで開催される「スペースキャンプ」へ日本の中学生と教師を派遣しています。
「スペースキャンプ」は、参加した中学生は宇宙飛行士の研修設備でロケットの設計や発射、宇宙飛行任務のシミュレーションなどに、教師はSTEMコンセプトを授業で活用する方法を発見するためのプログラムにそれぞれ参加すると共に、世界各国の参加者と交流を行なうイベントで、ノースロップ・グラマン財団は中学生と教師の渡航費用を全額負担しています。
こういう記事見ると、自分も理系だったらと後悔してしまう。