年末年始の指定券、確保するポイント 満席でも諦めない座席ゲットのコツ
キャンセル狙いのほかにも「奥の手」が
出発の2週間前も比較的キャンセルが出やすいといわれています。こちらは旅行会社が団体旅行や旅行商品向けに確保していた指定席のうち、売れ残った分をJRの予約システムに戻すためです。
もうひとつの方法としては、複数の区間に分けて指定券を購入すること。完全なノンストップ列車でない限りは途中の駅で乗り降りがありますから、東北新幹線の東京~新青森間を通して予約できる席は満席でも、東京~仙台間の指定席と仙台~新青森間の指定席なら空いている席があるかもしれません。
そこで「東京~仙台間の指定席」と「仙台~新青森間の指定席」に分けて購入すれば、席を移動する必要はあるものの、座って帰省することができます。仙台駅で後続列車の指定席に乗り換えてもいいですし、同じ列車内にある別の指定席に移ってもかまいません。
このような買い方をする場合、駅の窓口で「座席が途中の駅で変わってもかまいません」などと申し出ましょう。窓口の係員のほうから「途中の駅で席が変わりますけど、それでもよろしいですか」と声をかけられることもあります。
ちなみに、新幹線で区間を分けて予約を入れる場合、同時に購入すれば、ひとつの座席を利用するときの料金と同じです(改札は出られません)。しかし在来線の指定券は、基本的にはひとつの座席ごとに料金が発生するため、通常は高くなります。
【了】
記事を見る限り、速達便じゃなくて「こだま号」を使用するのが妥当のような気がする。
在来線であっても特急列車は特急料金に座席の対価が含まれていますので、途中で席を移動しても同一料金ですよ。快速や(今はなくなりましたが)急行は席を移動すると高くなりますが。
倍率の高いサンライズ出雲の中でも数少ないシングルデラックスが、昼間にみどりの窓口ですんなり取れたのも、もしかすると記事にされていた旅行代理店などの返却だったのかなと思い、「なるほど〜、そういうことだったのか?」と思いました。