上信越道、信濃町IC~上越JCT間の約8割が4車線に 残る8.8kmも工事進む

上信越道の信濃町IC~上越JCT間のうち、新たに計15.9kmが4車線化されます。

残る8.8kmも2019年度内に完成予定

 NEXCO東日本新潟支社は2018年11月27日(火)、上信越道・信濃町IC~上越JCT間37.5kmのうち新たに15.9kmで、12月7日(金)15時ごろから4車線運用を始めると発表しました。

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上信越道・信濃町IC~上越JCT間での、4車線運用開始区間(画像:NEXCO東日本)。

 これにより、すでに付加車線が整備されている延長12.8kmと合わせて、同区間の約8割にあたる次の計28.7kmが4車線化されます。

・信濃町IC~妙高高原IC:5.1kmのうち3.2km
・妙高高原IC~中郷IC:12.0kmのうち9.5km
・中郷IC~新井PA/SIC:7.4kmのうち3.0km
・新井PA/SIC~上越高田IC:7.1km全区間
・上越高田IC~上越JCT間:5.9km全区間(4.8kmが11月20日に車線開放済み)

 上信越道は群馬県藤岡市の藤岡JCTから長野県を経て新潟県上越市の上越JCTに至る全長約203kmの高速道路です。このうち、暫定2車線の信濃町IC~上越JCT間では4車線化工事が進められています。

 NEXCO東日本によると、2000(平成12)年の全線開通以降、暫定2車線の対面通行区間では、反対車線に飛び出す事故が70件発生。うち13件が死亡に至っています(2018年9月現在)。4車線になると中央分離帯に防護柵が設置されるため、このような重大事故が減少するといいます。このほか、渋滞の緩和や、交通事故の復旧作業、道路の補修維持工事による通行止めの回数削減などの効果も期待できるとしています。

 信濃町IC~上越JCT間に残る暫定2車線区間の計8.8kmについては、2019年度内に4車線化が完成する予定です。

【了】

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1件のコメント

  1. 2車線のままの区間を明記してもらった方が分かりやすい記事になるかも。