【帰省と「乗りもの」】一晩寝ても飲酒運転の可能性も 事故が増える年末、誰かを傷つけないために

年末年始の事故、後付けの機器で防止できる?

 SOMPOリスクマネジメントは、飲酒以外にも年末年始の事故につながる要因として、次の事項を挙げます。

●交通環境関係
・冬至の直後なので日暮れが早く夜が長い。
・降雪や路面凍結が発生する。
・マイカーを使う比率が高くなる。
・交通量が増え、普段は渋滞しない場所も渋滞する可能性がある(渋滞を避けようと脇道を選ぶドライバーも増える)。

●ヒューマン関係
・長時間運転になることも珍しくない帰省は、運転疲労が生じやすい。
・年始は緊張感が薄れがち。

 日没時間帯の事故が12月に最も増えることは、警察庁の統計からも明らか。また、「わき見運転」「漫然運転」などの「安全運転義務違反」による死亡事故も、2017年1月~11月の平均と比べ12月は1.24倍、2018年1月は1.15倍でした。

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ユピテルの乗用車用わき見・居眠り運転警報器「OKITE(オキテ)」。ハンドルに取り付けたカメラがドライバーの顔を認識し、わき見や居眠り運転を警告する(画像:ユピテル)。

 このような年末年始に起こりがちな事故の防止に役立つ最新の運転支援機器に、「わき見・居眠り運転警報器」が挙げられます。ハンドルに取り付けたカメラがドライバーを認識し、顔の向き、まぶたの開閉を検出して、各種の危険をブザー音で知らせるというものです。

 また、カー用品「オートバックス」を展開するオートバックスセブンによると、最近はドライブレコーダーでも、運転支援機能を持つ機種があるとのこと。たとえば車線を逸脱した場合や、信号待ちでよそ見をして先行車の発進に気づかない場合、先行車がバックして自車に接近してきた場合などに、警告音で知らせてくれるといいます。

 とはいえ、最終的に事故を防ぐのはドライバー自身です。日本交通心理学会の太田博雄会長によると、眠気や疲労の回復には、同じ作業をせず中断すること、つまり運転作業から離れることが有効といいます。休憩施設などでクルマを停め、いったんその場を離れ、自動販売機にジュースを買いに行くだけでも効果があるそうです。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. この記事のような車の使用者が一番先に知らなければならない事が車を売りたいが為にすっかり保険のCMの但し書きみたいに成り下がってるしね
    物流ドライバーの拘束時間の数合わせからして御用達のフェリーだって船内レストランで酒盛りしているドライバー沢山いるし、たかだか12時間の航海で夜中近くまで酒飲んで翌朝の運転で酒抜けるんでしょうかね?