上野動物園モノレール、黒字なのになぜ存続危機なのか? 「日本最古」ゆえの事情

いまも見られる! 上野動物園モノレールの初代車両

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上野動物園モノレールの開業時に導入されたH形電車。製造元の日本車両豊川工場で保存されており、敷地外からも見られる(2017年10月、草町義和撮影)。

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Writer: 草町義和(鉄道ニュースサイト記者)

鉄道誌の編集やウェブサイト制作業を経て鉄道ライターに。2020年から鉄道ニュースサイト『鉄道プレスネット』所属記者。おもな研究分野は廃線や未成線、鉄道新線の建設や路線計画。鉄道誌『鉄道ジャーナル』(成美堂出版)などに寄稿。おもな著書に『鉄道計画は変わる。』(交通新聞社)など。

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コメント

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4件のコメント

  1. 見積りが不明というのは、おかしい表現。メーカーはらは詳細見積をして出ているはず、札入れしただけの段階では。正しくは見積り詳細はこれから照会するでは?

  2. 犬山モノレール(名鉄)が廃止までの46年間あまりを初代の車両で走り続けたのと較べるとこの路線は車両の寿命が物凄く短いですね。なぜ上野のモノレールはすぐに傷んでしまうのでしょうか、機械が有ればその理由について追加の取材をお願いします。
    お手本となったドイツの懸垂式モノレールでは何年くらいのサイクルで車両を更新しているのかについても知りたいので分かるようなら教えてください。

  3. 40系が導入された当時に比べると資材価格が世界的に跳ね上がってるのと、安全対策やより快適な運行利用の為に最新の電装系も導入しなけりゃならんだろうから、2両のみ製造という量産効果の効かなさと合わせて4倍になっちゃったんじゃないかね
    18億ってのは本当にべらぼうだが…上野で無理なら日本国内の動物園じゃもう無理でしょ

  4. これ、見積もりじゃなくて東京都側の要求仕様に対しての概算回答じゃないの?
    それはともかく今東京では歳入額に対して建設・建築での歳出過剰になっているからこんなもんにつぎ込む余裕は無いだろ。
    鉄道に限っても地下鉄と日暮里舎人ライナーの問題抱えているのに。