経済効果は3億円以上! NEXCO東日本 各地のSA・PAがメニューコンテストに賭けるワケ

恒例となったNEXCO東管内のSA・PAがオリジナルメニューを競うコンテスト。料理人としての技術やセンスが問われるのはもちろんですが、結果がその後の売り上げに直結するなど、参加者たちが真剣に取り組む理由がそこにはありました。

グランプリの経済効果をざっと試算してみると…?

 では、なぜ料理コンテストに、それほど熱心に取り組むのでしょうか。

 過去にグランプリを獲得したことのあるSAのスタッフに話を聞いてみたところ、最初に返ってきた答えが「売上のアップ」でした。過去3度のグランプリに輝いた友部SA(上り)でいえば、グランプリを獲得した3メニューだけで過去5年間に、なんと21万食以上も販売したというのです。メニューの価格は1240円と1500円でしたから、計算すると2億7000万円ほどの売り上げとなり、経済波及効果を考えれば4億円近くになるはずです。また、2年前にグランプリを獲得した茨城県守谷市の常磐自動車道 守谷SA(上り)でも、最大で3時間待ちになるほど利用客が殺到。年間では約1.5倍もの売り上げアップになったといいます。

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グランプリを獲得した友部SA(上り)の菅沼料理長。同SAのレストランを運営するのは、東武鉄道の100%子会社である東武食品サービス(鈴木ケンイチ撮影)。

 また、グランプリこそ獲得できていないものの毎回のように決勝まで進出している、前出の上河内SA(上り)は「スタッフのモチベーションアップに効果があります」といいます。

「こうしたコンテストで、自分が頑張ると脚光を浴びることができるとわかれば、俄然、仕事に対するやる気が出るようです。今回、うちの料理のリーダーは、本格的に料理を修行したことはありませんでしたが、一生懸命にアイデアを出して、決勝までくることができました。自己流で、野菜の飾り切りにも挑戦していました」とのことで、その努力が実ったからこそ、表彰式であふれる涙を止めることができなかったのでしょう。

【写真】もはや「飯テロ」 準グランプリと審査員特別賞の4品

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