徹底解説! 2019年GWの渋滞予想【西日本編】 長い渋滞は前年比13%増!

2019年のゴールデンウィークは10連休。高速道路各社が発表している渋滞予想では、例年よりも渋滞が分散傾向にあり、NEXCO3社でそれぞれ特徴が異なります。NEXCO西日本管内ではどうでしょうか。

山陽道下り線、名神上り線で最大25~30kmの渋滞

 2019年のゴールデンウィークは10連休。高速道路各社が発表している渋滞予想では、例年よりも渋滞が分散傾向にあるとされ、地域により特徴も異なります。関西から中国、四国、九州、沖縄を管轄するNEXCO西日本管内ではどうでしょうか。

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中国道上り、宝塚西トンネル付近の渋滞。2018年に新名神の高槻JCT~神戸JCT間が開通し迂回が可能になっても、GWなどは渋滞が発生している(画像:pixta)。

 NEXCO各社は混雑状況の目安として、連休前日の4月26日(金)から5月6日(月)まで11日間について、各社管内で10km以上の渋滞が発生する回数を日別にまとめています。NEXCO西日本管内では、下り線の渋滞ピークは4月28日(日)と5月3日(金)の13回、上り線のピークは5月4日(土)の14回です。連休中ごろの4月30日(火)と5月1日(水)は、下り線で2~4回、上り線で4~5回とやや減少します。

 今回の連休中、特に長い渋滞が予想されている箇所は、次のとおりです。

・山陽道下り線 美ノ郷トンネル付近(広島県尾道市)
・名神高速上り線 大津IC付近(滋賀県大津市)

 美ノ郷トンネル付近では連休前半の4月27日(土)、28日(日)にそれぞれ8時から14時ごろまでのあいだで、最大25kmの渋滞。大津IC付近では、4月27日(土)、28日(日)、5月2日(木)、3日(金)に、それぞれ早朝から16時ごろのあいだで最大25~30kmの渋滞が発生する予想です。

 また、大阪・神戸市街と淡路島・徳島を結ぶ「阪神高速3号神戸線~第二神明道路(NEXCO西日本)~神戸淡路鳴門道(本四高速)」のルート上でも、特に連休の後半には、3道路全てにまたがる長い渋滞も予想されています。

【画像】山陽道の猛烈渋滞、避けるには?

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