意外と広い海自P-1哨戒機のコックピットを眺める 時には戦う飛行機、その特徴は?

飛行機のコックピットとひと口に言っても、その機の用途によってやはり大きく異なるものです。海上自衛隊が運用するP-1哨戒機のコックピットはけっこう広いのですが、そこには課せられた任務の特性も関係しています。

コックピットを見るだけでわかる、「ガラケーからスマホ」の進化

 P-1は主翼の兵装搭載ステーションまたは胴体内の兵装庫に、対艦ミサイルや魚雷を搭載できます。兵装庫の状態は外から見えません。

 READY(レディ)機は、様々な状況での出動が想定されます。いま、この瞬間に万が一の有事ともなれば、「戦う飛行機」として11名の乗員たちが出撃するであろうと察することができました。

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航路や戦術情報を表示する「航法・戦術表示(NTD)」、一例として厚木基地から羽田空港への航路を設定してもらった。「空のカーナビ」として機能する(関 賢太郎撮影)。

 P-1は現在、P-3C哨戒機の後継機として配備が進んでいます。P-3CとP-1のシステムなどは、パイロットいわく「ガラケーとスマホくらいの違い」があるそうです。洋上のパトロールまたは海中の潜水艦を探す哨戒機は、多数のセンサーなど「システムを運ぶ入れ物」です。アナログなP-3CとデジタルなP-1、そのシステムが劇的に変化し能力が大きく向上しているであろうことは、ただコックピットに入る、それだけで理解することができます。

※ ※ ※

 P-1哨戒機が配備される厚木航空基地は、「サマースクール2019」と題し、7月下旬および8月上旬に中高生を対象とした、航空機や資料館見学も含めた職場見学会を実施、2019年7月9日(火)まで郵送にて参加者を募集しています。応募方法詳細などは海上自衛隊 厚木航空基地のwebサイト内「イベント情報」ページにて。なお、募集人数には限りがあり、応募多数の場合は抽選になるとのことです。

【了】

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