哨戒機の内装に見るお国柄 瀬取り監視で展開カナダ空軍CP-140「オーロラ」が機内公開

これがお国柄の違いか? 内装は木目調

 この近代化改修は「オーロラ増進的近代化計画(AIMP)」と呼ばれ、機体の通信装置やセンサー、情報処理装置などを対象にブロック1からブロック4まで全4段階の改修が行われます。2019年現在ではブロック3までの改修が順次行われており、最終段階となるブロック4への改修は2024年末に完了する予定です。ちなみに、今回取材陣に公開されたCP-140はこのうちブロック3にあたる機体でした。

 CP-140のベースとなった機体は、海上自衛隊やアメリカ海軍で2019年現在も運用されているP-3C哨戒機で、両者の外観はアンテナなど細かい点を除けばほとんど変わりません。しかし今回、沖縄で筆者(稲葉義泰:軍事ライター)がCP-140の機内を取材すると、P-3Cとの違いがいたるところに存在することが分かりました。

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木目調のシックな内張りが施されたCP-140の機内(稲葉義泰撮影)。

 まず目についたのは、機内を覆う内張りです。通常、軍用機の内張りはクリーム色など質素な色合いのものが多いのですが、CP-140には木目調の内張りが施されていたのです。そのため、その機内は軍用機というよりもむしろビジネスジェットのような上品さを醸し出していました。特に、機体後部にあるギャレー(機内調理室)スペースには、電子レンジやコーヒーメーカー、さらにはシンクやトースターなどさまざまなキッチン設備が並んでおり、木目調の内張りと相まって、家にいるような安心感すら覚えるスペースとなっていました。

【写真】ほぼアナログ計器が埋め尽くすCP-140「オーロラ」のコックピット ほか

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