軽トラも載らない「オスプレイ」 狭い機内に収まる「専用車」とは?

「オスプレイ」は陸上自衛隊も導入しましたが、戦車はもちろんのこと、既存の陸上自衛隊車両はバイクやリヤカーくらいしか載りません。同機の機内は非常に狭いため、アメリカ海兵隊は専用のコンパクト4WD車を開発してしまいました。

軽トラサイズでより低いITV「グロウラー」

 一方、陸上自衛隊に先行して「オスプレイ」を運用しているアメリカ海兵隊は、高機動車とほぼ同じサイズの「ハンヴィー」を装備していますが、やはり「オスプレイ」には「ハンヴィー」が乗らないため、その狭さに適合する専用設計のITV「グロウラー」という小型四輪駆動車を開発しました。

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幌を付けた状態の「グロウラー」。こうすると高さは1.8m以上になる(画像:アメリカ海兵隊)。

 開発は「オスプレイ」の運用に目途がついた1999(平成11)年にスタート、2009(平成21)年にM1161としてアメリカ海兵隊に採用されました。同車は全長4.14m、全幅1.5m、全高1.84mという日本の軽自動車サイズですが、派生型として120mm迫撃砲を牽引したまま「オスプレイ」の機内に収まるよう、全長を4m以下としたさらに小さいM1163もあります。

 

 全高は一見するとオーバーしているように思えますが、フレームを外してフロントウインドウを寝かせてしまえば1.19mまで低くできます。

 

 また「グロウラー」は、積載量200ポンド(約910kg)を達成するため、シャシーは強化されており、前述した軽自動車サイズながら車両重量は2.058tもあります。そしてサイズの割には重たい車体へ機動性を与えるために、エンジンは132馬力を発揮する排気量2800ccの水冷直列4気筒ターボディーゼルを搭載しています。

 

 ちなみに日本の軽自動車規格では、積載量は350kg以下と規定されているため、「グロウラー」は日本の軽自動車と比べて、2.6倍もの積載量を持っていることになります。

 

 「グロウラー」のエンジンは、トヨタの「ランドクルーザープラド」が搭載する1GD-FTV型水冷直列4気筒ターボ・ディーゼルが排気量2754cc、出力177馬力であり、たとえるならば軽自動車サイズの車体に大型SUVのエンジンを組み合わせたハイパワー小型4WD車といえるでしょう。

【写真】車幅ギリギリ。「オスプレイ」から降りてくる「グロウラー」

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コメント

7件のコメント

  1. 自衛隊はジムニーの採用を検討ください。積載/牽引量はグロウラーに負けますが、川崎バギーには圧勝。走破性は折り紙つき。

    どうしても三菱というなら、パジェロミニを復活させるしかないけど、親パジェロもなき今、期待薄。

    • 今のジムニーだとタイヤ変えたりしたら高さが当たりませんか?ja11の幌とかなら窓枠倒せるからいいんでしょうけど。

  2. ジムニーに一票

    高さは5cm位オーバーするけど、そのくらいは改造でクリアできるでしょう

    エンジンはシエラのエンジンと換装すれば100PS超える

    川崎の4WDバギー1290万円よりは安くできると思う

  3. 防衛装備の今までの納入実績から川重からの調達なんだろうが、TERYXの民生用版の価格と比較しても些か高い。

    他の方も書かれているようにジムニーを少々モディファイした方がずっと安くて高性能になりそう。

  4. 軽トラって1トンぐらい積められゲフンゲフン

  5. >軽トラも載らない「オスプレイ」

    嫌いさが思いっきり出たタイトルですね。

  6. 現行ダイハツタフトならそのまま載るかな。

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