令和元年「奈良」への関心なぜ高い? ここは日本のはじまり 「タピオカ新幹線」も入線

橿原神宮の勅使館が期間限定で公開

 橿原神宮は、初代天皇とされる神武天皇を祀るために1890(明治23)年に創建されました。境内には、天皇陛下の御代理である勅使が参籠や潔斎する勅使館(拝観料500円)があります。通常は非公開ですが、期間限定で12月8日(日)まで公開されています(一部の日を除く)。

 なお期間中、京都駅または新大阪駅着の「エクスプレス予約」か「スマートEX」の利用票などを勅使館の受付に提示すると、橿原神宮の鳥居の古材を使用したお守り「開運招福・健康延寿鳥居古材木札」が授与されます。また、御朱印所に提示すると、橿原神宮の内拝殿を描いたクリアファイルが贈呈されます。

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奈良県立万葉文化館の館内(2019年10月、大藤碩哉撮影)。

 明日香村にある奈良県立万葉文化館は、『万葉集』などの古典文化を学べる施設です。映像や等身大の人形を用いて、当時の詠歌の様子などが再現されています。万葉集や歌人、漢字の読みに関するタッチパネル式のクイズ展示もあります。

 文化館の敷地からは、日本最古の銭貨とされる「富本銭」が出土しました。特別展示室では、ほかの出土品とあわせて復原展示されています。文化館の企画普及課長である上島庸子さんは「私は古典が苦手でしたが、万葉文化館はそんな方も万葉の世界が理解できるよう、見て触れて聞いて楽しめる作りにしています」と話しました。

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