令和元年「奈良」への関心なぜ高い? ここは日本のはじまり 「タピオカ新幹線」も入線

「タピオカ新幹線」カウンターに入線

 今井町は橿原市のほぼ中央、近鉄橿原線とJR桜井線が交差する南西側にあります。東西約600m、南北約310mの地域は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、8割の建物が江戸時代の様式を残しています。江戸幕府から自治権を与えられ、独自紙幣「今井札」が発行されるほど繁栄したといいます。現代でも、新たに居を構える場合は軒先を揃えるなど、景観に合わせることが求められます。

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「うのまち珈琲店」で提供される「タピオカ新幹線」。左がN700系(N700A)、右が923形「ドクターイエロー」(2019年10月、大藤碩哉撮影)。

 そんな今井町に、「タピオカ新幹線」を期間限定で提供するカフェがあります。「うのまち珈琲店」では11月30日(土)まで、東海道新幹線を走るN700系(N700A)電車と、線路などを検査する923形新幹線電気軌道総合試験車「ドクターイエロー」をイメージしたタピオカドリンクが注文可能。「スマートEX」のアプリ「EXアプリ」をスマートフォンにインストールしていることが条件です。

 N700Aは、ミルク・ホイップをベースにした白とバタフライピーの鮮やかな青で車体の色を再現し、ヘーゼルナッツ味で甘く仕上げています。「ドクターイエロー」はスムージーの黄とバタフライピーを組み合わせて、ゴールデンパインのさわやかな味わいを楽しめます。代表の小田 墾さんは「SNSで『タピオカ新幹線』を提供していることを知り来店する方はたくさんいます。注文時に急いで『EXアプリ』をインストールする方もいるほどです」と話しました。

【写真】「タピオカ新幹線」以外もインスタ映え

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