「大型フェリー船長」の仕事を聞く 旅客船ならではのやりがい その魅力&なり方は?

関東と北海道を結ぶフェリー「さんふらわあ」の船長に、どのような仕事なのか、その魅力やなり方について聞きました。以前はおもに無人トレーラーを輸送するRORO船に乗務していたそうですが、職場の雰囲気はやはり、大いに違うそうです。

「漁法」も見極めるフェリーの船長

 操船指示は、船長代理として24時から4時が2等航海士、周囲が見づらい時間帯の4時から8時は1等航海士といった要領で、時間ごとに交代で担当します。入港前には港の天候など着岸前アナウンスを行い、12時45分には船長が操船引継ぎをして入港体制に入ります。入港作業も出港作業と同様に、チームワークで着岸します。13時30分に苫小牧港へ到着して、ほっとひと息、ですね。

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「さんふらわあ しれとこ」の船長室にて(画像:商船三井フェリー)。

――操船はやはり難しいものですか?

 そうですね。特に、漁船の多い季節は、レーダーに映る船の像が満天の空に浮かぶ星屑のようで、最初は「どこを通ったらいいんだ」と戸惑いました。早朝、市場に間に合わせるため一斉に帰ってくる漁船は急いでいますし、漁法によってもこちらがどうよけるかは変わります。サンマなのか鮭なのか、はえ縄か二艘引きかなどを瞬時に判断できないといけないので、学校よりも実地で学ぶことのほうが多いです。

――漁法を見分ける! いろいろなことができなくてはいけないのですね。

 船内の水道の不具合ひとつでも、お客様に迷惑を掛けないために瞬時に対応する技術と能力が必要です。「さんふらわあ」の船員は、機敏性と技術力にたけていますよ。

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コメント

1件のコメント

  1. だいせつの火災での船長さんや亡くなられた船員さんの船乗りとしての使命感は学ぶべきところが多い。

    商船三井及びそのグループに属する会社にこのような人材が居ることはせめてもの救いである。

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