「ドクターヘリパイロット」の仕事を聞く 1分1秒争い命守る現場 やりがい なり方は?

ドクターヘリのパイロットとは、どんな仕事なのでしょうか。取材中にも出動要請が入るなか、TVドラマの舞台にもなった病院で、業務内容や必要な資格、働き方などについて聞きました。多いときには1日10回から12回も飛ぶそうです。

ドクターヘリのパイロット 年間およそ180日間はホテル暮らし…なぜ?

――宮田さんはなぜドクターヘリのパイロットになろうと思ったのですか?

 大学在学中にヘリコプターの免許を取得し、「これで人の役に立てる仕事をしたい」と思い、朝日航洋に就職しました。ですが、ドクターヘリの操縦は業務のひとつであって、いまはドクターヘリ専属の業務に従事していますが、いつもこればかりをやっているのではないんですよ。

――そうなんですか! ずっと同じ病院に勤務するような感じなのだと思っていました。

 関東を中心にドクターヘリが待機する各病院へ、6日から8日スパンで勤務しています。それ以前は、電力会社の送電線巡視や、報道用ヘリの操縦、旅客の輸送なども従事していました。ドクターヘリの場合は、飛行できるのが要請受付時間から(通常午前8時30分。それ以前でも準備が整い次第、対応)日没までなので、自宅から就業開始時間に間に合わない病院の場合は、近くのホテルに滞在することになります。年間およそ180日間はホテル暮らしですね。

Large 20191210 01
ヘリが病院へ帰着すると、待ち受けていた病院スタッフが駆け寄り、患者をただちに治療室へと運んで行く(2019年11月5日、乗りものニュース編集部撮影)。

※ ※ ※

 ここで宮田さんが見せてくれた資料によると、ヘリコプター免許の取得後、ドクターヘリを運航する会社に入社し、各種資格を取得しつつ機長として1000時間の飛行経験を積んだのちさらに訓練を重ね、審査に合格してようやくドクターヘリのパイロットになれるそうです。また、「ドクターヘリに使用する機体の免許」「無線の免許」といった資格が必要になり、「救急医療に関する研修」も必要になります。

【写真】ドクターヘリの機内 狭いながら機能的

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  3. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  4. 「知らなかった!」SNSで話題に 高速道路の“2つ並んだ赤い三角コーン”、実は超重要な「ある合図」だった! NEXCO公式が投稿
  5. ロシアのミサイル部品工場が「大炎上」 ウクライナ軍の航空機から発射した巡航ミサイルが「直撃」か
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号