「ドクターヘリパイロット」の仕事を聞く 1分1秒争い命守る現場 やりがい なり方は?

ドクターヘリのパイロットとは、どんな仕事なのでしょうか。取材中にも出動要請が入るなか、TVドラマの舞台にもなった病院で、業務内容や必要な資格、働き方などについて聞きました。多いときには1日10回から12回も飛ぶそうです。

ドクターヘリ 多いときは1日に10回から12回も

――ドクターヘリも報道のヘリも、同じ免許なのですか?

 用途というより、重量やエンジンの数などヘリの型式によって免許が違うので、極端な話、「乗るヘリごとに違う免許がいる」と思っていただけると分かりやすいかもしれません。そこが自動車免許と大きく違うところですね。さらに年に1度、規程に沿った審査もあります。出動の合間の時間は、勉強に当てていますね。

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フライトの合間に、インタビューに応じる宮田さん(2019年11月5日、乗りものニュース編集部撮影)。

――出動は1日に何回くらいあるのでしょうか?

 資料によると、年間で1229回となっていますが、天候によってまったく飛べない日もあるのでまちまちですね。多いときは1日10回から12回くらいでしょうか。出動先から続けて次の場所に向かうこともあります。燃料は1時間半ぶんくらい入っています。

――出動した先で天候が悪くなることもありますよね?

 あります。全般的に、山間部は平野部に比べて難しいです。全ての季節で天候が変わりやすく、風が強い場合は乱気流があります。夏は雷雲、冬は雪雲や凍結の恐れがあるほか、送電線や索道(ロープウェイやリフト)など障害物も多く、しかも発見しづらいです。天候の実測値を確認し予想と経験も加えて判断しますが、地域によっては、天候変化には特に敏感になりますね。山間部から帰れなくなると困りますから。

【写真】ドクターヘリの機内 狭いながら機能的

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