列車の運転士が失神したら…どうなる? もしもの備え「EB」「デッドマン」とは
走行中の列車で運転士が気を失ったらどうなるのでしょうか。危険なためすぐ停止してほしいところですが、ブレーキを操作できる人はいません。万が一に備え、運転台にはEB装置やデッドマン装置など、自動で停止する仕組みがあります。
握られる、踏まれることが前提 デッドマン装置とは
もうひとつは「デッドマン装置」です。物騒な名前に聞こえますが、字のごとく運転士が死んでしまうなど、正常に運転操作ができないときに、列車を停止させる装置です。デッドマン装置は大きく分けて2種類あります。
ひとつ目は運転台にある制御装置「マスターコントローラー(マスコン)」に取り付けられているタイプです。運転士は列車を発進・加速させる際、マスコンハンドルを動かします。
加速と減速の操作が一体になったワンハンドルでは、デッドマン装置は、ハンドルと同時に握れる位置に取り付けられています。もし運転士が加速中にハンドルから手を離せば、デッドマン装置からも手が離れることになり、装置が起動し列車に非常ブレーキがかかります。ちなみに、加速と減速を別々のハンドルで行うツーハンドルにも、デッドマン装置があります。
ふたつ目は、足踏み形式のものです。これは運転台の足元に設置されるペダルで、運転士は常にこれを踏み続けて運転する必要があります。足が離れればアラームが鳴り、一定時間経過後に非常ブレーキがかかるものです。
バスには「デッドマン装置」はつけられないのですか(急ブレーキは禁止ですっけ)?追突防止とか車線逸脱防止は一部で実用化されているようですが。
今の「ノート e-power」のワンペダルモードはある種のデッドマン装置ではあるけどな。
確かスカイラインはカメラが付いていて一定時間、瞬きしないとか何かで、勝手のブレーキがかかるんじゃなかったけ?
最新のバスは車線逸脱警報などやドライバー監視機能と連動して、ドライバーの異常を検知したらハザードとホーンを自動鳴動してゆっくりと減速・停止させる機能が付いてますよ。
これが既存の車両にも後付けできればいいんですけどね。
ATS地上子は 列車の状態を検出するもの ではなく、現示されている信号の状態や、速度制限区間等の情報を 列車に送るためのもの のはずでは??…