名古屋高速が対距離制料金へ 東名や名神は引き上げ 中京圏の新高速道路料金案
料金どう変わる? 「同一起終点・同一料金」に
今回の料金案で重視されているのが、「起終点を基本とした継ぎ目のない料金」の実現と、名古屋都心部の交通需要を調整することによる環境改善です。名二環や東海環状道への迂回が料金面で不利にならないよう、経路によらず、起終点間の最短距離を基本に料金を決定し、都心部経由の料金より名二環経由や東海環状道経由の料金が高くなる場合に、名二環や東海環状道の料金を引き下げるとしています。
たとえば、東名阪道の四日市東ICから中央道の土岐ICまで向かう場合、名古屋都心経由では3160円(ETC普通車料金。以下同)、東海環状道経由(三重・岐阜県内の未開通区間が開通済みの想定)では4090円となるところ、東海環状道経由も3160円まで引き下げられます。
均一料金制から対距離料金制へ移行する名古屋高速については、名古屋線と尾北線をまたぐ際の料金の加算が廃止されるため、区間によっては料金が現行の半分程度になるケースもあれば、割高になるケースもあります。
一方、東海環状道の内側で東名高速や名神高速のみを利用するようなケースでは、たとえば豊田IC~春日井IC間が890円から1040円になるなど、おおむね現状より引き上げられます。
NEXCO中日本と名古屋高速道路公社は今回の案について、「皆様からのご意見を伺った後、国土交通大臣への申請等の手続きを実施します」としています。
【了】
いままで国民から意見を募集して国民の意見が反映されたことなんかあるかよ。
この前の首都高北西線のときも意見完全無視だっただろ。
値上げすることしか考えてないよ。