自動車カラー「青」世界で人気 女性も選びやすい色 「赤」「ピンク」は減少傾向

クルマのボディカラーは白、黒、グレー、シルバーの無彩色がほとんどを占めますが、有彩色のなかで最も多いのは「青」というデータがあります。世界的にシェアを伸ばしている青、その火付け役はEVなどの新エネルギー車です。

「ピンクの人気が落ちてきた」青が受け入れられる理由

 ここまで青が人気を得た理由について、BASFジャパンの松原さんは次のように話します。

「ブルーはもともと、年齢や性別を問わず好まれやすい色です。世界的にレッドの人気がピークを過ぎたので、次の有彩色としても受け入れられているのでしょう。加えて着色顔料やパール顔料の開発により、水色のような明るいものから、鮮やかなもの、深みのあるものまで、表情豊かな質感が表現できるようになったことも、青の人気を支えていると思います」(BASFジャパン 松原千春さん)

 また日本では、軽自動車やコンパクトカーで一定の比率を占めていたピンクが数年前から減少し、総体的に青の人気が高まっている傾向があるといいます。

「世の中の風潮と合わせて、女性的なカラーを好む女性が少なくなってきたと言えるかもしれません。『ホワイトやグレーではない色のついた車に乗りたいけれども、かわいくなりすぎない色』として、女性も選びやすい色がブルーなのでしょう」(BASFジャパン 松原千春さん)

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レクサス「LC500h」の特別色「ストラクチュラルブルー」。モルフォ蝶の羽から着想を得たボディカラー(画像:トヨタ)。

 BASFジャパンの松原さんはまた、「塗装技術の向上だけでなく、目まぐるしく変化する環境のなかで、特徴あるデザインを受け入れ、楽しむユーザーが現れてきたのだと思います」と話します。

 ちなみにBASFによると、世界のなかで青の需要がとりわけ低いのが南米で、赤8%に対し、青はわずか2%です。インドなども同様に赤のほうが人気が高く、これら地域では、より鮮やかな色が好まれるそうです。

【了】

2代目「リーフ」。バンパー下やフロント部などに青が差し色として使われる(画像:日産)。

【グラフ】世界の自動車カラーの割合

【トリビア】なぜその色? 乗りものの色、どんな意味がある?

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コメント

2件のコメント

  1. 葬式の会場に乗り付けても嫌な顔をされない色

  2. 意外と公式フォトにオレンジが使われているぞ。

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