陸自の「島しょ防衛体制」現状は? 訓練重ねる水陸機動連隊 「オスプレイ」部隊も新設

島しょ部の多い日本の守りを固めるため、およそ5年という急ピッチでその体制が整えられつつあり、その中核にある水陸機動団は、アメリカ海兵隊と共に訓練を重ねています。部隊の足となる「オスプレイ」の運用部隊も誕生しました。

「アイアン・フィスト」訓練内容は市街地戦から上陸戦まで

 今回の「アイアン・フィスト20」にて、第2連隊は約300名が渡米し、アメリカ軍から多くを学びました。先生役を務めたのはキャンプ・ペンデルトンに司令部を置く第1海兵遠征軍です。キャンプ・ペンデルトンはアメリカ海兵隊の主要基地のひとつで、ロサンゼルスとサンディエゴの中間あたりに位置するオーシャンサイドという街にあります。

 そのキャンプ・ペンデルトンにて、アメリカ海兵隊のMV-22B「オスプレイ」を使ったヘリボン(ヘリによる輸送、降下)訓練、市街地戦闘訓練や実弾射撃訓練など、第2連隊はさまざまな訓練を実施しました。

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日米共同訓練「アイアン・フィスト20」における市街地戦闘訓練の様子(菊池雅之撮影)。

 その最後は、実際に上陸訓練をともなう総合訓練です。第2連隊は米海軍のドック型揚陸艦LSD-52「パールハーバー」へと乗り込みました。隊員のほか、9両のAAV7も積み込まれます。第2連隊の隊員たちはそのAAV7に分乗し、レッドビーチ訓練場にある浜辺を目指します。

 先に上陸したアメリカ海兵隊員たちは、AAV7から下車すると、敵が潜伏する街を制圧していきます。この戦闘をバックアップするため、第2連隊も浜辺に到着。さらに奥へと部隊を進めていきました。

 こうして、すべての訓練項目を終え、第2連隊はスキルアップを果たしました。

【写真】第2水陸機動連隊が参加した「アイアン・フィスト20」における訓練の様子 ほか

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