京王井の頭線 渋谷駅を出るとトンネル連続 何をくぐる? 意外と知られぬふたつの理由
渋谷駅から京王井の頭線に乗ると、発車してすぐトンネルが連続します。地上の高架駅から一変、山岳路線のような感じになりますが、いったい上には何があるのでしょうか。地形以外にも理由がありました。
谷底の渋谷から外へ出るためにはトンネルが必要
京王井の頭線は、渋谷駅を出発すると、いきなりトンネルに入ります。都内有数の繁華街である渋谷の町を出たら、まるで山岳路線のように、次の神泉駅をはさんで渋谷トンネルと神泉トンネルが連続します。これは渋谷特有の地形によるものですが、意外と知られていない江戸時代の歴史も関係しています。
渋谷を地形の点から述べてみましょう。
まず、この付近のJR山手線についてです。恵比寿~渋谷~原宿間では、南北に伸びる渋谷川の谷に沿って線路が続いています。線路はずっと谷の中にあるので、地形の凸凹は少なく、車窓を見ていても谷を実感しません。いつも山手線で渋谷を訪れる人は、渋谷駅が谷底にあるといわれてもピンときにくいでしょう。
渋谷駅に集まってくる鉄道路線は、最も新しく開通した東京メトロ副都心線(2008年渋谷駅開業)を除き、山手線とおおむね直交しています。地形でいえば、渋谷川の谷の両側に続く丘の横腹を突く形です。
次に、2013(平成25)年まで渋谷駅が地上にあった東急東横線(1927年同開業)も、渋谷駅を発車した後、代官山でトンネルに入り、中目黒駅の手前で地上に出て目黒川の谷へ抜けていました。
そして東京メトロ銀座線(1938年同開業)の場合、標高約30mある青山方面の丘の地下を走っていたのに、渋谷の谷にぶつかった所で、地上に顔を出してしまいます。しかもそのホームは高架の山手線ホームよりさらに高い場所です。まさに渋谷の谷の深さを感じさせてくれる所です。
井の頭線の例も含めて、谷底の渋谷駅から谷の外に出るのに、トンネルが必要なわけです。
まず…つぎに…というのは文章を書く訓練をしたことがない人が書く文章の特徴な気がする
内容はおかしくないけど
違和感ある文章では無いと思いますが?
その程度で難癖付けるなら見ない方が良いのではないでしょうか。
山手線が渋谷の前後で地形の変化を感じない理由は記事のとおりでわかったが、それだけでは銀座線と上下が逆転している理由にはならない。
基本的に地上を走る山手線と地下を走る銀座線なら共に標高が一定している限り上下が逆転することはないから、そうでないということは少なくともどちらかはこの駅の前後で大きなアップダウンがあるはずだ。