案内のないB4F 東京の地下鉄にある「謎の階」はどうなっている?

B4Fない国会議事堂前駅 B2Fない水天宮前駅

 国会議事堂前駅は、1959(昭和34)年に丸ノ内線が開業し、1972(昭和47)年に千代田線が開業しています。千代田線の国会議事堂前駅建設にあたっては、ホーム部は地中を横にくり抜いていくシールド工法が、駅端部は地表から掘り下げてく開削工法がそれぞれ使われました。これは国会議事堂周辺の地形が丘のように標高が高くなっているのと、丸ノ内線のトンネルを避けるためです。つまり、地下2階の丸ノ内線のトンネルと地下6階の千代田線のトンネルの間に構築物は何もなく、ただ「土」が存在しています。

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改札とホームなどを直通するエレベーターの案内に「謎の階」は表示されない。ただし、階段の踊り場になっている場合もある(2020年8月、乗りものニュース編集部撮影)。

 では駅端部はどのようになっているのでしょうか。営団地下鉄(現在の東京メトロ)が発行した『千代田線建設史』によれば、霞ケ関駅方は地下6階層の構築となっており、そのうち地下4階には「換気室」が設置されているとの記載があります。地下3階の踊り場から地下5階の踊り場まで、4階を貫いて階段が設置されているため、利用者は見ることはできませんが、地下4階は業務用スペースとして存在していたのです。

 このように、旅客向けには使われていない階層に駅の機器室を設置するケースは多く、例えば半蔵門線の水天宮前駅は改札口が地下1階で、半蔵門線ホームが地下3階にありますが、駅構内図に記載のない地下2階は空調機器室、電気室、ポンプ室などが設置されています。

【画像】改札B1→ホームB6の駅 どんな構造?

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コメント

1件のコメント

  1. 都市伝説では
    地下シェルターがあるのでは?
    と言われてますが