超速ピンポイント提供の渋谷駅そば「本家しぶそば」が閉店 その「2つの謎」に迫る

渋谷駅で40年にわたり営業してきた東急グループの駅そば「本家しぶそば」が閉店。独特の注文・配膳システムなどが特徴で、どうやってその超速ピンポイント提供を実現していたのか、そして味の秘密を探りました。

独特のシステム「本家しぶそば」ふたつの謎を解明する

 客は「本家しぶそば」店内に入ってまず、入口にあるレジで注文します。同時に、レジ係がその内容をマイクで厨房へ伝達。レジで会計を終えた客が席へ着くころ、ホール係がその席へ注文したメニューを持ってきてくれる、というシステムです。しかも、番号札のような目印を客が持っていないにもかかわらず、早く正確に運んできてくれます。

 東急グルメフロントによると、注文から提供まで平均1~2分といいますが、私(恵 知仁:鉄道ライター)のこれまでの経験において、席に着くやいなや、頼んだ物が到着することもしばしば。そのため回転が速く、行列ができていてもためらわず並べました。

 なぜそんなに早いのか、そしてなぜピンポイントで配膳できるのか、これらは「本家しぶそば」の大きな特徴であり、謎です。

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営業を終了した渋谷駅の「本家しぶそば」(2020年9月13日、恵 知仁撮影)。

 この「謎」について東急グルメフロントに聞いたところ、まず「早さ」については、客とレジ係の会話もマイクを通じて厨房へ届いており、レジ係が厨房へ「ひ~や~が~き~(冷やしかき揚げそばの意味)」と客の注文を伝える前、客が「冷やしかき揚げそば下さい」とレジ係に言った段階で、メニューの用意が始まっているからとのこと。

 ちなみに、レジ係が厨房へオーダーを伝える際、独特の抑揚をつけて行われるのも「本家しぶそば」の特徴ですが、これは「かんだやぶそば」を意識したものだそうです。

 そして配膳については、レジで注文するときから客の動きにホール係が気を配っており、早く確実な提供を実現しているといいます。

「本家しぶそば」の伊達店長は、4年前に他の「しぶそば」店舗から同店へ赴任し、客がそのスピードに価値を感じていることを実感。期待に添えるよう、日々努力してきたと話します。

 この独特の注文・配膳システムを「本家しぶそば」が採用している理由には、百貨店では券売機の使用がNGだったためなど、諸説が存在(同店は渋谷駅隣接の東急百貨店内にある)。ちなみにスタッフは、レジ1名、ホール3~5名、厨房3~6名の体制だそうです。

【写真】そばが見えない!閉店スペシャルメニュー「本家オールスターズ」

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コメント

2件のコメント

  1. >同店には1日およそ1800名が来店(コロナ禍前の数字)。

    はい。

    >平日より来店者が少ない日曜日ながら、

    >通常の約1.5倍となる1271人が来店。

    通常が1800名なら1.5倍で2700名になる気が……逆に減ってません?

    • 平日より少ないって書いてあるやんけ

      日曜の通常が1800/1.5って事だろ

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