吉永陽一(写真作家)の記事一覧
Writer: 吉永陽一(写真作家)
1977年、東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。10数年前から長年の憧れであった鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄(そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の空撮鉄道写真を発表。「空鉄」で注目を集め、鉄道空撮はライフワークとしている。空撮はもとより旅や鉄道などの紀行取材も行い、陸空で活躍。
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【空から撮った鉄道】中央本線から去って早や5年 濃紺色とクリーム色の115系「山スカ」を想う
プレミアム
中央本線から115系が去ったのは2015年のことです。115系は最後まで横須賀色(スカ色)編成が走り、ファンからは山線を走るスカ色=「山スカ」と呼ばれ愛され、私もこの「山スカ」を空から追っていました。今回は「山スカ」の追憶を綴ります。
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【空から撮った鉄道】ちょっと前の尾久車両基地群 E1系や「北斗星」… いまとなっては懐かしの車両たち
プレミアム
東京都北区、JR田端駅の北側には広大な車両基地群と運転所があります。その名は「尾久車両センター」「東京新幹線総合車両センター」「田端運転所」。ここは幾度となく空撮していますが、今回は撮り始めた2011年と2012年の写真を紹介します。
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【空から撮った鉄道】旅客機と新幹線 一瞬の出会いを新大阪駅上空でチャレンジ
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東海道・山陽新幹線の起終点である新大阪駅は、伊丹空港の南側約6kmの位置にあり、上空はひっきりなしに伊丹空港への着陸機が飛来しています。新幹線と旅客機が瞬間で撮れるのではないかと、新大阪駅空撮にチャレンジしました。
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【空から撮った鉄道】闇夜を走る「都電」の情景 昼間とは違ったその世界
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前回は都電の荒川車庫と併用軌道区間を紹介しました。今回は同じ場所で撮影した夜の情景をお見せします。昼と夜は空からでも違う世界に見えます。前回の記事で掲載した写真と比較しながらご覧ください。
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【空から撮った鉄道】東京の路面電車 「都電」の車庫と併用軌道区間
プレミアム
かつて東京都の都心部や下町に張り巡らされた東京都の路面電車「都電」は、最盛期に40系統もありました。現在、唯一残るのは三ノ輪橋~早稲田間を結ぶ荒川線です。今回は、荒川車庫前付近と併用軌道の飛鳥山付近をお見せします。
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【空から撮った鉄道】狭隘地にある天下分け目の古戦場「関ヶ原」 東海道本線と東海道新幹線が行く
プレミアム
東海道本線と東海道新幹線は、岐阜県と滋賀県の県境で戦国時代に天下分け目の戦場となった関ヶ原地区を通ります。関ヶ原は南北から山々が入り組む狭隘地で、線路は山々を縫ったり貫いたりしています。今回は写真に「関ヶ原の戦い」の陣も記しましたので、天下分け目の戦いに触れながらご覧ください。
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【空から撮った鉄道】特別な「トワイライトエクスプレス」 24系客車を使った寝台列車 最後の日
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国鉄時代から走り続けてきた客車寝台列車は、2010年代になって一気に淘汰されました。24系25形客車のラストランは2016年3月22日、下関発大阪行き『特別な「トワイライトエクスプレス」』でした。
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【空から撮った鉄道】札幌市電の特徴的なところ 路線だけでなく車庫も線路が周回
プレミアム
全国にある路面電車はその路線ならではの特徴があります。そのなかでも、日本最北の路面電車である札幌市電は、車庫や延伸区間が特徴的です。今回はこの2ヶ所の空撮を紹介します。
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【空から撮った鉄道】生まれ変わった京都の博物館と転車台 開館初日を上空から
プレミアム
京都の「梅小路蒸気機関車館」は、国鉄時代より複数の動態保存機が在籍する「生きた蒸気機関車」の博物館として有名でした。2016年、大阪弁天町の「交通科学館」と合併して「京都鉄道博物館」が開館。オープン直前のシーンを空撮しました。
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【空から撮った鉄道】あれから4年半が経過 ラストラン2日前の札幌発上野行きブルートレイン
プレミアム
2015年8月23日、上野と札幌を結ぶ「北斗星」が廃止となり、20系より長きに渡って列島の街を結んだ寝台特急「ブルートレイン」が終焉しました。日本の鉄道の転換点を捉えるべく、20日は札幌発の上り「北斗星」を空撮しました。