吉永陽一(写真作家)の記事一覧
Writer: 吉永陽一(写真作家)
1977年、東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。10数年前から長年の憧れであった鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄(そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の空撮鉄道写真を発表。「空鉄」で注目を集め、鉄道空撮はライフワークとしている。空撮はもとより旅や鉄道などの紀行取材も行い、陸空で活躍。
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渋谷駅の顔だった「地下鉄が地上3階から発車するビル」なぜできた? 解体直前~現在の記録
渋谷駅ターミナルビルのひとつであった東急東横店西館は、湾曲した壁面と、東京メトロ銀座線が建物内の3階から発着するのが特徴的でした。80年以上「渋谷の顔」でしたが、2022年現在は再開発により解体が進みます。
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【空から撮った鉄道】広大な敷地! 羽田空港の鉄道・東京貨物ターミナル&大井車両基地編 将来は「羽田空港アクセス線」
前回は「羽田空港周辺の鉄道を見てみよう」その1として東京モノレールを紹介しました。今回は、羽田空港北側に位置する東京貨物ターミナル駅と東海道新幹線の大井車両基地を紹介します。
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【空から撮った鉄道】旅客機と鉄道車両を1枚に収める 羽田空港の鉄道・東京モノレール編
空から見た羽田空港周辺の鉄道を2回に渡って紹介します。その1は東京モノレール。空港周辺でモノレールは地上と地下を行き来しますが、旅客機と鉄道車両を1枚に収められるポイントも。ただ、上空での撮影には様々な制約もあります。
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凝りに凝ってる100年前の鉄道高架 万世橋付近の中央線 レンガ高架橋の形状が違うワケ
旧交通博物館があったJR中央線 旧万世橋付近の高架橋は、日本の高架鉄道の黎明期に建てられたもの。前後の区間は短い距離で高架構造にも違いが見られ、随所に当時の“美学”も宿り、その歴史を今に伝えています。
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【空から撮った鉄道】明治時代の古豪機関車の息吹を感じる 明治村9号機
北は北海道から南は九州まで、動態保存機となっている蒸気機関車があちらこちらで走っています。その中で愛知県の博物館明治村では、園内鉄道とはいえ明治時代に製造された輸入機関車が動態保存されています。1912(大正元)年製の9号機を空撮しました。
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【空から撮った鉄道】名古屋のちょっと面白い鉄道ジャンクションスポット
名古屋には様々な鉄道があります。その中からジャンクションをキーワードに、名古屋ガイドウェイバス「ゆとりーとライン」の小幡緑地、東海交通事業城北線と楠ジャンクション、名鉄枇杷島デルタを紹介します。
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【空から撮った鉄道】成田空港周辺の鉄道を上空から観察する
過去に何度か空港と鉄道の関わりを空撮してきました。今回は、かつて「新東京国際空港」とも呼ばれた「成田空港」のアクセス鉄道であるJR、京成電鉄、芝山鉄道を紹介します。
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【空から撮った鉄道】都区部を走る路面電車 「都電荒川線」の特徴的なところを観察する
都電荒川線は三ノ輪橋~早稲田を結び、荒川区、北区、豊島区、新宿区を通ります。以前は夜の姿と荒川車庫を紹介しました。今回は三ノ輪橋と早稲田の両起終点、併用軌道、舎人ライナーとの交差、雑司ヶ谷付近といった特徴的な箇所を紹介します。
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【空から撮った鉄道】中央線東京~高尾間の点描 10数年の空撮から
中央本線、中央線。呼び方はそれぞれありますが、今回紹介する東京~高尾間は中央線としましょう。東京~塩尻~名古屋間の「中央本線」のうち、東京~高尾間は近郊形の211系電車ではなく、通勤形E233系電車が主流です。通勤区間ともいえるこの区間を空撮点描しました。
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【空から撮った鉄道】名古屋駅の上空観察 2014年と2022年の空撮から
名古屋駅は東海道本線、関西本線、中央本線、東海道新幹線、近鉄、名鉄、あおなみ線、地下鉄線が乗り入れる中京圏の中心駅です。駅とその周辺は再開発事業やリニア中央新幹線の工事によって変化してきました。2014年、2022年の空撮から変化を見ていきましょう。