吉永陽一(写真作家)の記事一覧
Writer: 吉永陽一(写真作家)
1977年、東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。10数年前から長年の憧れであった鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄(そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の空撮鉄道写真を発表。「空鉄」で注目を集め、鉄道空撮はライフワークとしている。空撮はもとより旅や鉄道などの紀行取材も行い、陸空で活躍。日本写真家協会(JPS)正会員、日本鉄道写真作家協会(JRPS)会員。
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【空から撮った鉄道】河川敷に並べられた電車!? 東京メトロ車両基地 他社線内を“間借りしてます”【後編】
東京メトロは都心部を中心に9つの地下鉄路線を営業していますが、車両基地は必ずしも自社線内にあるとは限りません。地下に検車区のある南北線を除き空撮してきたので、後編では東西線、千代田線、有楽町線、半蔵門線、副都心線を紹介します。
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新宿駅の風景から“何かが消えた”… 100年に一度?「西口から東口が見える」空前絶後の光景 再開発の全貌
世界一の乗降者数を誇る新宿駅周辺は、2021年から本格的に再開発事業が開始され、駅ビルの解体工事が進行中です。新宿にいながら空が広いなど、普段は見られない光景に驚きの声も聞かれますが、空から見るとどうでしょうか。
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「ドクターイエロー」空から見たことある? 走る姿は神秘的! “黄色い理由”の効果!!
923形「ドクターイエロー」は、鉄道ファンのみならず多くの人々の人気者です。しかし車両の老朽化に伴い、2027年度までの完全引退が決定しました。空から「ドクターイエロー」の雄姿を紹介します。
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【空から撮った鉄道】どこから地上に出てくるの!? 大都会の地下鉄車両基地 その形はまるで「巨大なホウキ」【前編】
東京メトロは都心部を中心に9つの地下鉄路線を持ち、それらは縦横に延びています。しかし車両基地は必ずしも自社線内にあるわけでなく、飛び地のように他社線内に設けられている場合も。前後編に分け、車両基地の空撮を紹介します。
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運転席の真横が特等席! 超レトロ「シュガートレイン」奇跡の復活 なんと日本製ディーゼルカー!
台湾の製糖鉄道はほとんどが廃止されましたが、観光鉄道として復活した箇所もあります。台南市新營にあった新營糖廠もその一例で、日立製ディーゼルカー「勝利號」が復活し運行されています。2024年3月に現地を訪れ、乗車体験しました。
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奇跡の現役? 台湾のナローゲージに日本人鉄道ファンも熱視線 ヘロヘロ線路の知られざる路線網
かつて台湾ではナローゲージの製糖鉄道がサトウキビ畑と製糖工場を結び、地域の人々の足にもなっていました。1980年代から次々と廃止されましたが、唯一現役の製糖鉄道が冬期間に活躍し、さらには観光鉄道として再復活した例もあります。
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【空から撮った鉄道】新宿駅の“ビル”がない! 一生に一度の光景か 再開発の全貌マル見え!
東京のターミナル駅は設備が古くなり、周辺の街とともに大規模再開発が進行しています。新宿駅も2021年から本格的に再開発事業が開始されました。2024年最新の状況をお伝えします。
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【空から撮った鉄道】「ALFA-X」奇跡の空撮に成功! 1両の半分以上が“鼻”異形の高速試験車
JR東日本のE956形「ALFA-X」を捉えた貴重な空撮を紹介します。鉄道の試験車は形状も様々で、唯一無二の存在。そのなかでも、独特なフォルムかつ速度を追求する新幹線高速試験車は、ファンの心を惹きつけます。
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ホームも何もないのに「特急はここで乗り換えて」!? 台湾最後の「旧客」旅 “おおらかすぎる”未知の体験づくし【後編】
2006年の訪台から月日が流れ、「藍皮車」こと台湾の旧型客車を使用した列車は、南部の南廻線のみの運行となりました。旧客の運行最終日はコロナ禍によって渡航できず涙をのみましたが、観光用車両として美しく整備されています。
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非冷房&ドア全開 台湾「旧客普通列車」の旅 暗闇の駅で思う「日本もこうだったのか…」【前編】
台湾では2020年まで、旧型客車(旧客)が「普快」という種別で運行されていました。昔から変わらない非冷房に扇風機。窓は全開で、デッキのドアは手動で開け放し。日本の旧客と瓜二つの客車が、つい最近まで走っていたのです。