吉永陽一(写真作家)の記事一覧
Writer: 吉永陽一(写真作家)
1977年、東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。10数年前から長年の憧れであった鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄(そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の空撮鉄道写真を発表。「空鉄」で注目を集め、鉄道空撮はライフワークとしている。空撮はもとより旅や鉄道などの紀行取材も行い、陸空で活躍。日本写真家協会(JPS)正会員、日本鉄道写真作家協会(JRPS)会員。
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とにかく列車で北へ行きたい!「イギリス最北の駅」を目指したら“異例の方法”で行く羽目に 悪い予感が的中〈前編〉
2019年の夏、3度目の渡英ではイギリスの鉄道をとことん乗りつぶしました。現地で最北を目指そうと決め、スコットランドのハイランド地方にある最北駅へと向かったのですが……。前編では、その往路の模様をお伝えします。
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ローカル線が延伸で「こんなに変わるのを見せたい」ひたちなか海浜鉄道の社長へ延伸計画の詳細を聞いた! 2029年めざす
ひたちなか海浜鉄道には、終点の阿字ヶ浦駅から国営ひたち海浜公園方面へ延伸する計画があります。全国的に鉄道網が衰退する現状で、第三セクター鉄道が大きな投資をしてまで延伸に踏み切った理由を、同社の吉田千秋社長へ伺いました。
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【空から撮った鉄道】東海道新幹線の車両基地〈後編〉&北陸・山陽 東京よりも車両がバラエティに富む!
前回、東海道新幹線の車両基地で紹介しきれなかった大阪府の鳥飼車両基地と、JR西日本の新幹線車両基地を紹介します。JR西日本は北陸新幹線と山陽新幹線。金沢、広島と見てみます。
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唯一の現役車が引退間近 その理由は「路線延伸」? 全国どこでも見られた「キハ20系」最期のとき
キハ20系は国鉄の代表的な一般形気動車で、全国で見られましたが、いま現役なのは、ひたちなか海浜鉄道湊線のキハ205のみ。引退のときが近づいていますが、それにはポジティブな理由もありました。
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【空から撮った鉄道】まるで新幹線が“ものさし” 東海道新幹線の車両基地〈前編〉ピシッと並んだ圧巻の光景
今回は日本初の新幹線である東海道新幹線の車両基地を、東京~浜松間で紹介します。大井車両基地、三島車両所、浜松工場、名古屋車両所です。大阪にある鳥飼車両基地は、後編でお届けします。
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まだ走っていたのか! 井川線最古の「オープンデッキ」客車 あれ!? 列車の“中間に”機関車?
ダム建設のための資材や人員輸送をルーツとする大井川鐵道井川線。いまどき珍しく全列車が非冷房の客車列車です。そこに混じって現役なのが、ダム建設当時からの客車スハフ4。レトロの一言ではとても片づけられない車両に乗ってみました。
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かつては「ぜんぶ線路!」 首都圏随一の機関区は、こうしてマンションに囲まれた
JR横須賀線の新川崎駅に隣接するJR貨物新鶴見機関区は、かつて操車場を併設していました。広大な敷地はマンション群に生まれ変わり、現在は住戸に囲まれるようにして機関区があります。
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ああ、発車前の「上野駅13番線」だ… 茨城の寝台特急「北斗星」に宿泊 音と揺れと“めちゃ効く冷房”で思い出した!!
茨城県の乗りものパーク「ユメノバ」内には寝台特急「北斗星」が展示されています。なんと宿泊もでき、真夏の夜に1泊したところ、往年の夜行列車旅が思い起こされました。
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【空から撮った鉄道】「ここは全て線路だった!」マンションに囲まれた機関区“かつての姿”とは 10年で機関車も変化!?
機関区はどこかワクワクする存在です。新川崎駅に近い場所にはJR貨物の新鶴見機関区があります。かつては操車場を併設しましたが、これが不要になると広大な敷地跡にはマンションが林立。約10年間空撮してきた新鶴見機関区のシーンを紹介します。
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「終列車で下車?おやめください!!」全力で制止される“秘境駅”なにがある? 電波ナシ道ナシ家もない!
1日の列車は2往復のみ、徒歩ではたどり着けず、携帯電話の電波も入らない――大自然の中にある大井川鐵道井川線の尾盛駅に降り立ってみました。なぜ、ここに駅があるのでしょうか。