地下鉄に乗り入れなくなった関東大手私鉄車両 想定しながら乗り入れてない車両まで6選
ホームドア非対応で乗り入れなくなった例
昨今、ホームドアの導入が各鉄道会社の駅で進んでいますが、これにより地下鉄に乗り入れなくなった車両です。
東武鉄道9000型電車(第1編成)
東武鉄道9000型電車は、営団地下鉄(現・東京メトロ)有楽町線乗り入れ用として製造した車両です。
9000型の第1編成は1981(昭和56)年11月に試作車として登場しました。東武初のステンレス車両です。当時はまだ有楽町線と直通運転を行っていなかったため、同年12月28日から東上本線内で営業運転を開始しています。1987(昭和62)年8月25日の有楽町線営団成増(現・地下鉄成増)~和光市間の開業にあわせて量産車(第2編成~第7編成)が登場し、同日より第1編成も含めて有楽町線への乗り入れを開始しました(その後、1991〈平成3〉年には9000型第8編成、1994〈平成6〉年には9050型電車を2本増備)。
9000型と9050型は、2008(平成20)年6月14日の東京メトロ副都心線開業に伴う直通運転に向けて、2006(平成18)年から順次対応工事を行いました。しかし、試作車の第1編成はその対象から外されました。
というのも、第1編成は他の9000型や9050型とドアの位置が若干異なるため、副都心線のホームドアに対応できなかったからです。このため副都心線開業後は有楽町線のみ乗り入れ可能となりましたが、2010(平成22)年に有楽町線でもホームドアの設置が始まっため地下鉄への乗り入れを終了。9000型第1編成は東上本線の池袋~小川町間のみで使用されています。
ちなみに、有楽町線用に投入された営団地下鉄07系電車もドアの位置が7000系電車や後継の10000系電車と異なることから、副都心線へは乗り入れができず、有楽町線へのホームドア設置に伴い東西線へと転属しています。
東急8000(想定してた?)、東武20000、京成旧3000~3300とAE100、京急旧1000、他にもあるな
>1000系は9000系電車と似たスタイルながら7000系と同様に日比谷線車両にあわせて車体長18mの3ドア車となっているのが特徴です。
日比谷線は開業当時18m車両オンリーだった東横線に合わせて18mにして、そのため20mが主流の東武はわざわざ18mの2000系を新造して乗り入れたんですよね。
東武の50000系(第2編成以降)は50050系と50070系と同じく、非常用扉があるが、地下鉄に乗り入れていない。同様に、TJライナーや川越特急で使われている50090系も非常用扉があるが、地下鉄に乗り入れていない(TJライナーはいつ地下鉄に乗り入れるのだろうか…)。
京成AE100に触れて欲しかった…。
京急2100型は? 当初は都営浅草線を経由して成田空港まで乗り入れ予定でしたし。
(品川駅-泉岳寺駅間は、京急本線の支線です)