鉄道ファンは「58」がお好き? 妙に気になる二ケタ数字 なぜ選ぶ?
70番台から80番台まで
70番台は主に国鉄が製造した交流方式の電気機関車、80番台は交直流方式の電気機関車が該当します。
「70」「71」「72」「73」「74」「75」「76」「77」「78」「79」
70番台はED70形、ED71形、EF71形、ED72形、ED73形、ED74形、ED75形、ED77形、ED78形、ED79形と、すべての二ケタ数字で国鉄の電気機関車が当てはまります(ED79形はJR貨物の50番台も)。
特定番号機では、「77」でEF64形電気機関車の77号機が挙げられます。1986(昭和61)年10月、山梨県で開催の「かいじ国体」に伴い運転されたお召列車をけん引した機関車です。翌1987(昭和62)年4月にはJRが発足したため、国鉄最後のお召列車となりました。
電車では、国鉄時代に横須賀線や新潟地区などで使われた70系電車やクモハ73形、クハ79形などの通勤形電車もあります。
「80」「81」「82」「86」「88」「89」
「80」と「81」は交直流方式の電気機関車EF80形とEF81形が代表例ですが、「80」では東海道本線などで使用された「湘南電車」こと80系電車や、四国を除く非電化区間で特急列車として使われたディーゼルカーのキハ80系があります。キハ80系にはキハ81形やキハ82形があり、「81」「82」でキハ80系を連想するかもしれません。
「81」はお召列車のけん引実績があるEF81形81号機もあります。「86」は「ハチロク」の愛称を持つ8620形蒸気機関車、「89」は「パック」ことEF58形電気機関車89号機です。
そんな理由なんかで選ばないよ
旧国鉄·JRの101系の試作車はモハ90、209系の試作車は、901系と呼ばれていましたね。
「20」番台は0系新幹線普通車グループ(先頭車:21/22。中間車:25/26/27)だな(グリーン車が15/16、半室ビュッフェ車が37,食堂車が36)。