関西・中部圏 全通まで「あとちょっとな道路」5選 壮大な計画も気づけば大部分開通済み

あと少し、この部分がつながれば便利になるのに……。――関西・中部圏には、そのような建設中の道路が多数存在します。今回はそんな「あとちょっとな道路」5路線の進捗を見てみます。

繋がってほしいところがもうすぐ繋がる!

 大都市中心部を迂回して通過できる、いわゆる「バイパス路線」の整備も進んでいます。

阪神高速道路 淀川左岸線(2026年度全通見通し)

 阪神高速道路の2号淀川左岸線は5号湾岸線の北港JCT(大阪市此花区)から新御堂筋(国道423号)に接続する豊崎出入口(仮称、大阪市北区)までを結ぶ路線です。北港JCT~海老江JCTまでの1期5.6kmが2013(平成25)年までに開通済みで、これにより5号湾岸線と3号神戸線が直結され、環状線を経由せずに行き来することができるようになりました。

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淀川左岸線の2期工区のルート概要(画像:阪神高速道路)。

 2期工区は海老江JCT(大阪市此花区)~豊崎出入口間の4.4kmです。大阪駅・梅田地区の北側を淀川の左岸沿いに迂回する形で通過し、途中、国道176号バイパスの十三大橋付近に大淀IC(仮称)が設置予定です。

 この淀川左岸線の全通予定について、国土交通省は8月27日に、大阪・関西万博に合わせる形で、当初計画から1年前倒しとなる2026年度末としています。

 なお、豊崎出入口からさらに東へ、近畿道・第二京阪の門真JCTに接続する「淀川左岸線延伸部」(国道1号)の計画もあります。2016(平成28)年に都市計画決定、2032年の開通目標としています。

 淀川左岸線が延伸部を含め全通すれば、近畿圏を移動し、大阪市近郊を通過する交通流は、すべて環状線を通る必要がなくなり、大阪市中心部の混雑が飛躍的に緩和することが期待されています。

琵琶湖西縦貫道路

「琵琶湖西縦貫道路」は、滋賀県大津市内を通る「湖西道路」を中心として、「西大津バイパス」「志賀バイパス」「小松拡幅」「高島バイパス」」「湖北バイパス」で構成される高規格道路で、2012(平成24)年までに、南から「西大津バイパス」「湖西道路」「志賀バイパス」が開通。一方で滋賀県高島市内でも「高島バイパス」が1993(平成5)年に、「湖北バイパス」が2001(平成13)年に全線開通しています。

 未整備の区間は、「小松拡幅」という事業で位置づけられている大津市と高島市の市境付近の6.5kmです。うち、北小松トンネルを含む大津市側の2.4kmが、先行して2025年秋の開通予定で事業中となっています。また、「湖北バイパス」の最北端の旧マキノ町内の2.5kmでは、現道拡幅という形で事業が進められています。

 開通済みの「湖西道路」では坂本北IC~真野ICで4車線化工事を実施中。同時に、真野ICで接続する国道477号でも、真野ICから琵琶湖大橋周辺までの区間で4車線化事業が進められています。どちらも慢性的な渋滞の発生する区間であり、開通が期待されています。

「高島バイパス」は、安曇川付近の約1.5kmで側道のみの暫定開通の状態であり、藤樹神社口交差点などを中心に朝夕の渋滞が発生しています。こちらも、2016(平成28)年に高架部の工事が事業化され、2021年7月現在で橋脚設置工事が進められています。

【いつの間にか全通近し 5つの道路のルートと進捗を見る】

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コメント

1件のコメント

  1. 枚方って人口約40万都市かつ京都府にはない、奈良県では中部の橿原市しかない高度救命救急センター(関西医科大学附属病院高度救命救急センター)に名神のインター作ればインター降りて10分以内に病院到着するのに作らないなんてどういう了見なんだろう……と思いながら工事の状況を見る出勤日の日々……。

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