ロジスティックから見たハワイ攻略 真珠湾攻撃と「その先」 旧日本軍の手は届いたか? 2021.12.07 月刊PANZER編集部 5 ツイート お気に入り tags: ミリタリー, 旧日本海軍, 歴史 1 2 3 5 ツイート お気に入り 編集部おすすめ記事 まるでハリネズミ! 発見された旧海軍重巡「摩耶」が主砲を下ろしてまで目指したもの 「零戦」驚異の航続力 東京起点でどこまで行けたか? 日本独自開発「落下増槽」の効果 常識外れだった「真珠湾攻撃」 背景にあった技術革新とは 旧海軍は課題どう克服したか もしかしたら空母に改装されたかも!? 世界初の3万トン超え軍艦「扶桑型戦艦」の存在意義 太平洋戦争で日本軍を攻撃した「ドローン」があった 実績80年 ルーツは超ハイテク兵器 最新記事 自衛隊が中国海軍の「巨大な揚陸艦」を確認!空母みたいな外観を哨戒機が撮影 防衛省が画像を公開 全長300km超え!? 「日本一長いバス路線」と「元・本州2位のバス路線」をつないで運行! バス停数もスゴイ! 7月開催 ホテルの住所で手に入る運転免許「外免切替え」に待った! 「他国にも影響を与えている」 警察庁は“海外事例の調査中” 中央線の「夜行特急」今夏に運行へ 新宿から白馬まで乗り換えなし! 往年の列車名で再び登場 ロシア戦略爆撃機インドネシアに駐留か? 候補の基地あるトコ「米豪の軍事拠点、スグ近くじゃん!」 コメント コメントをキャンセルコメント(必須) お名前(必須) メールアドレス(必須)※公開されません 5件のコメント YSM 2021/12/07 at 19:14 Reply 確かに、ハワイを当時の大和・武蔵等の巨大戦艦で軍事施設を破壊して、攻略することまで、仮に可能だったとしても、戦争はそれで終わりではありません。果たして、日本本土から6500キロも離れたハワイ諸島に食料品や、燃料などを送る貨物船や、タンカーを用意できるほどの国力が当時の日本にあったとは、思えません。間違いなく、アメリカ潜水艦の雷撃の前に10隻中、7~8隻が撃沈されてしまったでしょう。ロジスティックスの維持という基本的戦略視点が全く欠けていた当時の日本には、とても無理な話だったと思えてなりません。 T 2021/12/08 at 07:55 Reply 仮に当時の日本がロジスティクスを意識した超優秀な人材だったとしても、米国が潜水艦を大量生産にシフトしてたら詰んでたと思う護衛戦隊が超優秀でも完全防御は不可能だし、史実の大西洋側みたいに航路を哨戒網で埋めるにしても、太平洋は広すぎる有能無能関係なく、ミッドウェー・ハワイ方面はどの道詰んでたと思う(他の方面で決着をつけて、相手の心を折る講話為の一撃なら、可能性はなくも無いが…) JLM 2025/04/19 at 21:04 Reply 今更なんですが少々調べてみましたので、こちらに書かせて頂きます。>これに前年と同量程度の取得があっても413万t>年間取得は199万t(南方油田地帯占領による)占領地がほぼ存在しない16年と、南方作戦が終了した17年では条件が違い過ぎると思います。実際の17年の石油還送量は約150万トンですので、後段部分の「油田地帯占領による」との指摘は恐らく違っているかと思います(占領後の施設の再稼働などで本土還送までタイムラグが発生しているためです)。推測ですが戦前の輸入量と混ざっていると思われます。>1942(昭和17)年の残り石油は320万t前後になってしまい実際に発動されたMI作戦では60万トンを消費しています。それでも海軍の内部のみで影響を吸収できた消費量であり、「それに加えてHI作戦で90万トン以上を消費~」という展開ならまだ分かるのですが、仮にMIの消費量を無視するのであれば、HIは30万トン程度消費が増えるだけで可能という事となります。また、この手の議論にまず出てこないのが真珠湾に備蓄されている燃料で、この年では増減はあれど450万バレル(約62~64万トン程度)が備蓄されています。この燃料は重油な上、地下タンクにも備蓄されており、また立地上からも仮に敵軍上陸の危機が迫った際に破壊・焼却は難しいもののため、占領の際に接収できる可能性は少なくないと思われます。全てを変えてしまうような量ではありませんが、一息つける量なのも間違いないかと思います。 JLM 2025/04/19 at 21:04 Reply 今更なんですが少々調べてみましたので、こちらに書かせて頂きます。>これに前年と同量程度の取得があっても413万t>年間取得は199万t(南方油田地帯占領による)占領地がほぼ存在しない16年と、南方作戦が終了した17年では条件が違い過ぎると思います。実際の17年の石油還送量は約150万トンですので、後段部分の「油田地帯占領による」との指摘は恐らく違っているかと思います(占領後の施設の再稼働などで本土還送までタイムラグが発生しているためです)。推測ですが戦前の輸入量と混ざっていると思われます。 JLM 2025/04/19 at 21:05 Reply >これに前年と同量程度の取得があっても413万t>年間取得は199万t(南方油田地帯占領による)占領地がほぼ存在しない16年と、南方作戦が終了した17年では条件が違い過ぎると思います。実際の17年の石油還送量は約150万トンですので、後段部分の「油田地帯占領による」との指摘は恐らく違っているかと思います(占領後の施設の再稼働などで本土還送までタイムラグが発生しているためです)。推測ですが戦前の輸入量と混ざっていると思われます。
確かに、ハワイを当時の大和・武蔵等の巨大戦艦で軍事施設を破壊して、攻略することまで、仮に可能だったとしても、戦争はそれで終わりではありません。果たして、日本本土から6500キロも離れたハワイ諸島に食料品や、燃料などを送る貨物船や、タンカーを用意できるほどの国力が当時の日本にあったとは、思えません。間違いなく、アメリカ潜水艦の雷撃の前に10隻中、7~8隻が撃沈されてしまったでしょう。ロジスティックスの維持という基本的戦略視点が全く欠けていた当時の日本には、とても無理な話だったと思えてなりません。
仮に当時の日本がロジスティクスを意識した超優秀な人材だったとしても、米国が潜水艦を大量生産にシフトしてたら詰んでたと思う
護衛戦隊が超優秀でも完全防御は不可能だし、史実の大西洋側みたいに航路を哨戒網で埋めるにしても、太平洋は広すぎる
有能無能関係なく、ミッドウェー・ハワイ方面はどの道詰んでたと思う
(他の方面で決着をつけて、相手の心を折る講話為の一撃なら、可能性はなくも無いが…)
今更なんですが少々調べてみましたので、こちらに書かせて頂きます。
>これに前年と同量程度の取得があっても413万t
>年間取得は199万t(南方油田地帯占領による)
占領地がほぼ存在しない16年と、南方作戦が終了した17年では条件が違い過ぎると思います。
実際の17年の石油還送量は約150万トンですので、後段部分の「油田地帯占領による」との指摘は恐らく違っているかと思います(占領後の施設の再稼働などで本土還送までタイムラグが発生しているためです)。推測ですが戦前の輸入量と混ざっていると思われます。
>1942(昭和17)年の残り石油は320万t前後になってしまい
実際に発動されたMI作戦では60万トンを消費しています。
それでも海軍の内部のみで影響を吸収できた消費量であり、「それに加えてHI作戦で90万トン以上を消費~」という展開ならまだ分かるのですが、仮にMIの消費量を無視するのであれば、HIは30万トン程度消費が増えるだけで可能という事となります。
また、この手の議論にまず出てこないのが真珠湾に備蓄されている燃料で、この年では増減はあれど450万バレル(約62~64万トン程度)が備蓄されています。
この燃料は重油な上、地下タンクにも備蓄されており、また立地上からも仮に敵軍上陸の危機が迫った際に破壊・焼却は難しいもののため、占領の際に接収できる可能性は少なくないと思われます。
全てを変えてしまうような量ではありませんが、一息つける量なのも間違いないかと思います。
今更なんですが少々調べてみましたので、こちらに書かせて頂きます。
>これに前年と同量程度の取得があっても413万t
>年間取得は199万t(南方油田地帯占領による)
占領地がほぼ存在しない16年と、南方作戦が終了した17年では条件が違い過ぎると思います。
実際の17年の石油還送量は約150万トンですので、後段部分の「油田地帯占領による」との指摘は恐らく違っているかと思います(占領後の施設の再稼働などで本土還送までタイムラグが発生しているためです)。推測ですが戦前の輸入量と混ざっていると思われます。
>これに前年と同量程度の取得があっても413万t
>年間取得は199万t(南方油田地帯占領による)
占領地がほぼ存在しない16年と、南方作戦が終了した17年では条件が違い過ぎると思います。
実際の17年の石油還送量は約150万トンですので、後段部分の「油田地帯占領による」との指摘は恐らく違っているかと思います(占領後の施設の再稼働などで本土還送までタイムラグが発生しているためです)。推測ですが戦前の輸入量と混ざっていると思われます。