事件受け「鉄道テロ・災害対策担当」を新設 京王電鉄、駅の巡回強化に加え警戒添乗も

激甚災害への対応強化も視野に。

鉄道事業本部安全推進部に新設

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京王線(画像:写真AC)。

 京王電鉄は2021年11月22日(月)、業務組織を一部変更し、鉄道事業本部安全推進部に「鉄道テロ・災害対策担当」を新設しました。

 京王線の車内で10月末に発生した傷害事件の検証に加え、前例のない無差別テロや傷害、放火などへの迅速な対応、近年リスクが高まっている激甚災害への対応強化が目的です。今後の安全対策を検討し、実施するとしています。

 なお、同社は事件発生の翌日である11月1日(月)から、京王線と井の頭線の全駅で巡回を強化しています。さらに、座席指定列車「京王ライナー」の警戒添乗や特急列車の一部区間の車内巡回なども、当面のあいだ実施する方針です。

【了】

【組織図】新たに設置「鉄道テロ・災害対策担当」

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1件のコメント

  1. 京王各線も度々土砂災害に襲われていますものね、古くは1991年相模原線(数日後隣接する小田急多摩線もやられて、地元民は地下水脈が鉄道で切られたのだと噂された)、2008年と2019年の高尾線などを思い起こします。