パンタグラフあっても「電車」じゃない!? 犬もOK京王ケーブルカー 御岳登山鉄道が斬新

東京の奥多摩にある御岳山ケーブルカーは、JR青梅線の御嶽駅からバスで10分ほどの場所にあります。交通系ICカードが使えるなど「都会の電車」感もあるここは、御岳山登山の足でもあり地域の生活路線でもあります。

終点駅からリフトでさらなる高みへ

 鉄橋を登り終えてしばらく行くと、列車交換設備がありました。その脇に「スカイツリー六三四m」の標識を発見。そう、この地点の標高は東京スカイツリーと同じなのです。

 ケーブルカーは総距離1107mを6分で登り終え、終点の御岳山駅に到着しました。滝本駅からの高低差は423.6mもあり、御岳山駅は標高831mです。駅には土産物屋やお洒落な喫茶店も併設されていました。

 御岳山駅のすぐ近くに、大展望台へと向かうリフト(土日祝のみ営業)の御岳平駅があります。スキーのリフトとほぼ同じつくりで、1人乗りの座席が自動的に回ります。

Large 20211204 01
ケーブルカーの終点 御岳山駅からさらに大展望台へ向かうリフト(2021年10月、安藤昌季撮影)。

 5分ほど登ると、終点の大展望台駅へ。その標高は881mです。以前は駅舎にはギャラリースペースがありました。

 ここから山頂の武蔵御嶽神社を目指します。山頂まで集落が続く関係で道が舗装され、楽な登山です。徒歩20分ほどで到着しました。山頂は神社だけでなく、宝物殿や土産物屋、食堂、ラジウム泉の立ち寄り湯ができる宿もあります。

 御岳山は都心からの交通の便もよいため、気軽な登山体験ができます。

【了】

【写真】世にも珍しい「車内」のペット用スペースを見る

Writer:

ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロイラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. 日本のケーブルカーは、大半が車内で使用する照明などの電源として、パンタグラフを持っています。最近は省略されることも多くなっていますが。

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス