二重“開かずの踏切”? 鍵付きフェンスで囲まれた阪急の踏切 開けられる人とは?

阪急神戸線の御影駅近くに、フェンスで囲まれた小さな踏切があります。とはいえ現役の踏切。渡るにはフェンスを開ける鍵が必要です。一般的に鉄道の踏切は誰もが渡れるはずですが、この踏切は何のためにあるのでしょうか。

渡るには「鍵」が必要

 本来、踏切は誰もが往来できます。しかし一部には、車両基地などの鉄道施設内の踏切でもないのに、一部の人しか渡れない踏切があります。今回は阪急電鉄神戸線の御影駅(神戸市東灘区)から東へ歩くこと約3分、閑静な住宅街にある「御影墓道踏切」を紹介します。

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フェンス越しに見る踏切。フェンスがあっても遮断機はきちんと下りるようになっている。なお常に下りているため、横断者は押ボタンを操作する必要がある(小川裕夫撮影)。

 踏切のある神戸線の線路は、道路より一段高い場所にあり、踏切へは人ひとりが通れる幅のスロープが設置されています。しかし踏切はフェンスに囲まれていて、線路を渡ることはできません。フェンスは開閉できるようになっていますが、普段は施錠されており、遮断機が常に下りているのです。ただそれでも電車が接近すると警報機が鳴ります。通ることができないのに、なぜここに踏切があるのでしょうか。

 その理由は、踏切を渡った向こう側にあります。反対側には小さな墓地があり、踏切は墓参者のために設置されているのです。お墓を所有している人はフェンスを解錠するための鍵を所有し、墓参のたびに鍵を開け閉めして踏切を渡ります。つまり、一般の人は通れないというわけです。

【写真】鍵を開け反対側から見た踏切の様子

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コメント

1件のコメント

  1. 阪急は夏の冷房ケチりすぎてダメ。なんであんなに暑いの。