旅客機来ると関所が開く!? 青森・三沢空港が超特殊な件 国内唯一“米軍・空自・民間”が利用

鉄の関所が存在? 三沢空港

 三沢空港の駐機場から滑走路へと行き来する誘導路には、数十mはあるであろう、大きな可動式のフェンスがあります。このフェンスは民間機の発着があるときに限り開かれるようになっているのです。それ以外の時間はフェンスが閉鎖され、滑走路へは行くことができません。民間機の到着が近づくと、数分かけてフェンスがスライドし、誘導路が“開通”します。

 なおこのフェンスがある誘導路のかたわらには、警備担当者向けと見られる詰所があり、民間機の発着があり“関所”が開く際には、担当者が誘導路を監視する場面も見られます。

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三沢空港(2022年3月、乗りものニュース編集部撮影)。

 ちなみにこの三沢空港、2022年3月の取材時はターミナル内も一風変わった内装が採用されていました。空港の展望デッキにある「MISAWA」の文字は、通常の赤ではなく極彩色に。このほか、空港内の至るところにアートが飾られていました。

 これは、JALと福祉実験ユニット「ヘラルボニー」の2社で実施される取り組みの一環で、3月31日(木)まで、空港内でのアートラッピングの実施や飛行機の廃材を利用した作品の展示などを行っていたとのことです。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. 三沢だけじゃ無いよ!
    嘘記事を書くなんて。
    岩国飛行場も一緒!
    よく調べないと