青春18きっぷ大阪~東京「最速旅」を実践 カギは夜の静岡地区「ホームライナー」

短い乗り継ぎ時間が続く…

「232F」は、JR東海の先代新快速用電車である311系です。シートピッチは新しい313系よりも広い910mmで、背もたれも高く取られており、座り心地に優れる車両です。車内は、窓側の席がおおむね埋まっている程度でした。

Large 220329 exp18tk 02

拡大画像

16時半に米原駅を発車する普通列車「232F」(2022年3月29日、安藤昌季撮影)。

「232F」は17時5分に大垣駅に到着しました。次に乗車する同駅17時11分始発の特別快速「2108F」は、跨線橋を渡って乗り継ぐ必要があります。時間は6分しかないので、買い物などは難しいでしょう。

「2108F」には、313系電車5000番台が連結されていました。側扉近くにも転換式クロスシートが装備された車両です。シートピッチは223系や313系と比較して、875mmとやや狭いのですが、足元が大きく空いているために、窮屈感はありません。

 2両+6両なので、編成の真ん中に運転台があります。もうすぐ日没、車窓は闇に包まれつつあったので、運転台の速度計を見ながら時折風景を楽しみました。

 名古屋駅までに座席は埋まり、日が暮れた岡崎駅でかなり空きました。豊橋着は18時39分。ここも跨線橋を渡っての乗り継ぎなので、9分はあっという間です。意識して動かなければ、ここでも買い物は難しいと思います。

 豊橋18時48分始発の普通列車「998M」は、313系電車(2500番台)と211系電車の連結ですが、全車両ロングシートです。とはいえ始発なので座れますし、313系の側にはトイレもあります。

 浜松駅には19時23分に到着。ここでも階段を下りて、別のホームへの移動を強いられます。

 ここからが「平日限定」のお楽しみ。同駅から19時32分始発の有料快速列車「ホームライナー静岡6号」に乗車します。この列車は373系特急形電車で運行されており、豊橋~浜松間の移動に比べると段違いの快適さです。

【写真でつづる】大阪→東京「最速旅」

テーマ特集「【2024年】青春18きっぷの便利な使い方! 値段 買い方 期間 特例ルールも紹介」へ

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

1件のコメント

  1. 青春18切符で、遠方へ出掛ける方々は結構詳しい方なので、自己旅の記事でしかないので、需要性はなさそうでした。