日本初の量産ジェット戦闘機F-1初飛行-1975.6.3 切り札はオリジナル空対艦ミサイル

1975年の今日、戦後初の国産戦闘機が初飛行しました。開発は三菱重工業が担当。F-1は国産戦闘機として初めて音速も突破し、各種ミサイルやロケット弾、バルカン砲などを積んで、長きにわたり日本の空を守りました。

最後まで運用していた基地は?

 1990年代に入ると、非力なエンジンとともに搭載するシステムも陳腐化が進み、性能的にF-1は時代遅れになりつつありました。ただF-2の生産遅延もあり、しばらくは運用されることとなります。

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T-2/F-1のロールス・ロイス製「アドーア」エンジン(柘植優介撮影)。

 F-1は初飛行から約12年間で計77機が生産され、3個飛行隊に配備されましたが、そのうちのひとつ、青森県の三沢基地に所在する第8飛行隊が、まず1997(平成9)年にF-1からF-4EJ改へ機種更新を行います。

 その後、後継となるF-2戦闘機が制式化されたことで世代交代が進み、2001(平成13)年に第8飛行隊とともに三沢基地でF-1を運用していた第3飛行隊がF-2に機種更新。そして2006(平成18)年には、福岡県の築城基地に配備されていた第6飛行隊所属の最後の6機がラストフライトを実施。これにてF-1は退役しました。

 第2次世界大戦に敗北した後、サンフランシスコ平和条約の発効まで航空機の研究や開発を禁止されていた日本でしたが、戦後初の国産戦闘機は約30年にわたり、自衛隊機として日本の空を守ったのでした。

【了】

【試験飛行の様子】爆弾満載! F-1の原型、超音速高等練習機T-2

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