「ジャパーン ミツビシ」F-2戦闘機初参加 豪の多国籍演習「ピッチ・ブラック」現地はお祭り!

世界17か国の空軍が一堂に会して訓練を実施する「ピッチ・ブラック」演習。今回、日本のF-2戦闘機が初参加。その一環で、オーストラリアでデモフライトも実施。現地住民の目には空自の戦闘機はどう映ったのでしょうか。

ノリは「戦闘機の盆踊り大会」?

 ビーチ近くの駐車場には食べ物や土産物の屋台も出店されており、来場者はビーチチェアやシートを広げて海遊びをしながらのんびりと観戦。さながら軍主催の「戦闘機の盆踊り大会」といった雰囲気をビーチ周辺に醸し出していました。地域住民への説明と、軍の活動のPRという点では、こうした気軽なイベントの方が向いているのかもしれません。

 エアショーでは航空自衛隊を含む13か国の軍用機が飛行。アメリカ海兵隊のティルトローター機MV-22「オスプレイ」はビーチ上空でホバリング飛行を行い、空中給油機を持ち込んだイギリス空軍やドイツ空軍は、戦闘機との編隊飛行まで行いました。

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ダーウィン市街のミンディルビーチに設けられたフライパス&ハンドリングディスプレイの会場。多くの人々はビーチでの日光浴をしながらのんびりとしたムードで見ていた(布留川 司撮影)。

 主役のオーストラリア空軍は最新鋭ステルス戦闘機F-35A「ライトニングII」でアクロバット飛行まで実施して、自国の空軍力を爆音とともにアピール。とはいえ、筆者(布留川 司:ルポライター・カメラマン)の横で見ていた市民は「アレの燃料代っていくらなんだろうね?」という厳しい意見を投げかけていました。

 航空自衛隊のF-2戦闘機は2機編隊で通過飛行を1度行っただけでしたが、恐らく海外の一般市民の前で展示飛行するのは初めての機会となったのではないでしょうか。F-2の原型はアメリカ製のF-16「ファイティングファルコン」であり、今回のエアショーでもF-16はインドネシア空軍、シンガポール空軍、韓国空軍の機体が参加していたため、一般市民から見ればどれも同じ機体に見えたことでしょう。

 ただ、筆者が現地で感じた印象では、会場のアナウンスから「ジャパン」「ミツビシ(F-2を生産した三菱重工の事)」といったフレーズに反応してくれた人々が多かったように思われます。

 ちなみに、F-2が飛び去った後、筆者の近くにいた男性が「アレがお前の国のジェットか、ミツビシ製なのか?」と笑いながら話しかけてきました。日本の防衛政策といった細かいハナシは伝わらなかったようですが、日本の戦闘機の存在はしっかりと認識してくれたようです。

【了】

【最新F-35ステルス戦闘機も】ダーウィンの空を舞う空自F-2戦闘機ほか

Writer:

雑誌編集者を経て現在はフリーのライター・カメラマンとして活躍。最近のおもな活動は国内外の軍事関係で、海外軍事系イベントや国内の自衛隊を精力的に取材。雑誌への記事寄稿やDVDでドキュメンタリー映像作品を発表している。 公式:https://twitter.com/wolfwork_info

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コメント

1件のコメント

  1. 写真見たけどF35Aじゃない。

    F35Bやろ

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