“ガソリンエンジンの極致”生産中止へ モンスター級12気筒エンジン 仕方のないことなのか ベントレー

パワーの象徴が役目を終える。

高級車もEV移行進む

 2023年2月22日、ベントレーは12気筒ガソリンエンジンの生産を2024年4月に終了することを発表しました。

Large 230222 b 03

拡大画像

ベントレーの12気筒ガソリンエンジン(画像:ベントレー)。

 同エンジンは2003年から発売され、10万台以上生産されてきました。コンチネンタルGTやベンテイガ・スピードなどに搭載され、ベントレーの象徴的なエンジンでもありました。

 今回の決定はEV移行を見据えてのもの。なお、現在エンジン製造を担当している22人熟練工には、再教育を施し再配置するとのことです。

 ちなみにベントレーの母国であるイギリスでは、同エンジンは「燃焼エンジンで技術的に達成できることのピークの一例」とされています。生産終了を惜しむ声もあるものの、メインの顧客は富裕層であるため、EV移行に関しては歓迎されているようです。

【了】

【写真】W12気筒エンジン製造風景ほか

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

1件のコメント

  1. ディーゼルゲートなんてやらかした親会社(WV)が原因