「あのバス無人だから」周りの配慮が不可欠 ゆっくりな自動運転バスは広まるか 住民反応は上々?

去年に続き東急バスと東急が、横浜市郊外の公道で自動運転モビリティの実証実験を行いました。今回は地域住民も乗車。どう感じたでしょうか。また、バス営業所に設けられた遠隔監視設備も公開されました。

子どもたちはどう感じた?

 そして2人の子どもと一緒に乗った母親は「公園やスーパーマーケットなどの前を通り便利だと思う。乗車中は沿道の方が手を振ってくれた」と話し、子どもたちも「楽しかった」と笑顔を見せました。

 東急バスと東急は「“移動”に関してこれまで以上のきめ細やかなサービスが求められている」とし、コロナ禍以降のライフスタイルの変化に加え、坂が多い地区での高齢化、運輸業界のドライバー不足といった数々の課題を、自動運転技術で解決したいといいます。

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今回は地域住民が乗車(2023年3月7日、大藤碩哉撮影)。

 なお今回は、自動運転モビリティの遠隔監視設備が報道陣にのみ公開されました。場所は営業所の2階。大きなモニターが並んでいます。

 ここでは、自動運転モビリティに取り付けられたカメラの映像を合成し、人の視野と同等の映像が映し出されています。GPSで走行位置が地図に表示されるほか、運転手らと音声のやり取りもできます。ハンドルやアクセルなどが付いた、レーシングゲームのコクピットのようなマシーンを動かせば、営業所にいながら遠隔操作も可能です。

 ところで、自動運転において生命線ともいえるのが通信回線です。今回の実証実験では、大手3キャリアの回線を同時に用いているとのことですが、これは万一どれかが障害を起こしても確実に通信・制御するため、三重系になっているのです。その回線状況は、モニターの一番左側にリアルタイムで表示されています。

【了】

【レーシングマシーン!?】遠隔操縦席を見る

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